鎌倉探訪その3

長谷寺の見学も終わったので江ノ電に乗り、鎌倉駅まで戻ってきました。時間は夕方5時半。ガイドブックを見ると鶴岡八幡宮は午後9時までと書いてあるのででは行ってみようということで、歩き出しました。

小町通りをしばらく歩いてゆきます。しかし、なんと言ったらいいのかいろんなラインナップのお店が多くて見ているだけでお腹いっぱい状態になります。原宿みたいな感じといえばいいのでしょうか?お菓子や食べ物、洋服、雑貨にお土産さんなどなんですが、鎌倉じゃなくてもいいのではないかいと思えるお店も多い。鎌倉大仏に行く通りでも感じたことなんですが、エスニック雑貨のお店が非常にこういった場所に増殖していますね。お香の独特の香りの漂う、インド綿の洋服やら雑貨などのお店ばかりになってきているような。そういえば・・・・川越にもエスニック雑貨店がいつの間にか増殖していました。恐るべしエスニック雑貨の店。アメリカザリガニワニガメのように古きよき町並みに定着して行くのかも・・・。

とぶつくさいろんなことに思いを馳せていううちに鶴岡八幡宮の大きな鳥居の前に到着しました。夕方なんで犬の散歩などに来ている人などがのんびりと歩いています。
てこてこ歩いていったら、養生幕が見えて近づくと舞殿でした。工事中とかで真っ白な養生幕ではなくて拡大したお宮の写真が印刷されてあったのですね。これくらい大きくなると映画のセットのハリボテみたいです。映画「真夜中の弥二さん喜多さん」に出てきた大きな絵に書いた富士山を思い出してしまいました。
養生幕の脇を通り過ぎるとやっと見えました本宮が!長い階段を見上げると本宮が見えます。しかし不謹慎ですがここから落ちたらえらいこっちゃといつもくるたびに思うくらいの広くて長い急な階段です。

えっちらおっちらと階段を登り本宮にたどり着きました。荘厳な雰囲気のお宮で敬服してしまいます。うやうやしく参拝をして横を見ると6月30日に大祓が行われるとか・・・
ところで大祓ってなんじゃと調べてみたらyahoo地域情報から引用です。

6月30日と12月31日の年2回行われる大祓式。日常生活のなかで知らず知らずのうちに犯してしまった罪やけがれを祓い去り、身を清める行事です。無病息災を祈る茅輪くぐりも行われます。

というものだとか、紙があって名前と年齢を書いておくと大祓でご祈祷してもらえるというので書いておいてきました。私は注意散漫の煩悩の塊ですが大祓していただけるとはありがたやです。しかし、タイムリーでホントにラッキーでした。

本宮にお参りをした後はおみくじを引いておみくじ縛ろうと奥に行ってみたら、丸山稲荷社を見つけたので参拝してきました。鳥居が何重にもなっている階段を上がっていくとお稲荷さんがいらしました。お宮の両脇のお狐さんはもう顔がなくなっています。かなり古いのかもしれません。夕方の稲荷神社で一人で参拝というのは気持ちが引き締まりますね。
無礼は絶対に出来ないという緊張感です。
栄えているお稲荷さんのようで静寂な空気が流れていて気持ちが良かったです。

本宮とお稲荷さん参拝をして階段を下りたら最後に旗上弁財天社に参拝に行ってきました。
ここの弁天様は源氏池の真ん中の島のお宮にいらっしゃいます。橋を渡って行き参拝をしてきました。

参拝も終えたので帰りは若宮大路を通って帰ってきたんですが、ここの両サイドは小町通りとは違って昔からの鎌倉彫のお店や和雑貨のお店、菓子屋さんがあってもう閉まっていましたが昔ながらという感じでよかったです。やっぱりこういう感じがこれぞ門前という感じで私は好きです。