キングコング
昨年から映画館に足を運びそびれたので遅ればせてDVDを借りてきて観ています。
昨日は「キングコング」でした。
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ただ、キングコング随分と小さいなーと感じたのですね。7.5メートルのスケールだそうで、最後のエンパイヤステートビルに登る場面でも本当に小さい。てっぺんに上るにはいいサイズなんでしょうが、怪物はでかいほうがいいんじゃないかなと私は思います。
でもこのキングコングさん、動きは抜群にいいし、表情なんかもいい。巨大ゴリラなんだけれどかなり人間くさくなっているところは倒されるための結末に向かう怪物に悲しみを感じさせるためでしょうか?背中に男の哀愁漂ってます。キングコングって結末は倒されてこれで終わった平和だ、やったー!という物語ではないですよね。だって見世物にするためにドクロ島から勝手に人間が連れてきちゃったんだから悪いのは人間。バッドエンドがラストの映画で悲劇なんですね。
コングのほかにはやはりハリウッドの恐竜はいいですね。本当にうまい。ジュラシックパークを初めて見て以来造形、動きなどの素晴らしさにCGも認めているのです。スケールの大きさといい本当に違和感がない恐竜達の動きには拍手です。恐竜登場シーンは壮観で本当にいい場面です。お約束どおり大挙して走り出すシーンの重量感がちょっと少ない感じもしたのですが合格点です。
コング対Vレックスの3匹の皆さんの戦いは醍醐味ありました。
次々とコングに倒され、最後に一匹残ったVレックスとコングこのにらみ合いのシーンは戦闘モードに入った野性の魂のガチンコ勝負。まさに手に汗にぎるったらこのことです。映画館で見たかった!と思わず叫んだほどです。こういうスケールの大きなシーンはやはり大きな画面でみたいですね。
ちなみにドクロ島の崖の下に出てくる巨大食虫蛭のみなさんの歯茎のリアリティに夜うなされました。あれは反則だ・・・。
ストーリとか俳優さんたちの演技を見ていないのかーとお叱りの声がきそうなんですが、キングコングと恐竜さんが出てきた時点でこっちみるしかねーですってことになってしまいました。ストーリーも話の展開もきちんとしています。まあ、安心してみていられる展開が予想できてしまうのはリメイクの性っになってしまうのですが、俳優人などの演技もいいと思います。
キングコングは今回5回目に作られる作品で過去の作品の紹介などはウィキペアの下記に充実した記事が載っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B0
ハリウッドのみならず、日本ではゴジラがキングコングと戦っています。
ゴジラは初期作品時代は50メートルだったんで、日本版キングコングは45メートルとかなり大きくなっていましたから迫力があります。ちゃんとした泣かせるヒューマンストーリーも織り交ぜてありますから子供だましといわずに見る価値ありますよ。
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正直言えば・・・・私は怪獣ファイトが見れればそれでいいのです(笑)
怪獣たちの熱い戦いが大好きです。
見終えた感想としては・・・確か今回の「キングコング」制作費200億円以上・・・。面白いなーと思いつつもこの製作費のオープニング10分間分くらいくれりゃまた「ゴジラ」一本くらい楽に作れんじゃないかなとちょっとさびしい気持ちになりました。
ハリウッドのスケールの違いになんか思い知らされた感じです。でもハリウッド版の「ゴジラ」は見たくはないですね。マグロばっか喰っている奴はダメです。