かっこいい40代だね吉川晃司

BOOK OFF探訪をしていたら250円コーナーにて見つけました。80年代を代表するアイドル(当時)で一斉を風靡しましたが余り興味がなくて今回、おお吉川晃司じゃんっということで買ってみたら、大当たりでありました。

TOO MUCH LOVE

TOO MUCH LOVE

01ラ・ヴィ・アン・ローズ
02レイン・ダンスがきこえる
03せつなさを殺せない
04マリリン
05心の闇(ハローダークネス)
06すべてはこの夜に
07レイニー・レーン
08イン・ア・センチメンタル・ムード
09終わらないサン・セット
10リトル・ダーリン
11恋をしようぜ!!
12キャンドルの瞳
13ナーバス・ビーナス
14オンリー・ユー
15ア・デイ・グッド・ナイト

ベストアルバムなのですがシングル曲を吉川自身が作詞、作曲している曲もたくさんあったのだと今更知りました(03.04.09.13)ここには入っていないのですが、モニカがNOBODY作曲のイメージが強くて、吉川晃司=NOBODYという図式があったので凄く以外でした。
聞き覚えのある曲の01は大沢誉志幸の作曲ですし、06は佐野元春が作詞、作曲、12は原田真二も作曲と豪華人が揃っていたのですね。

そして今聴いてみると楽曲が凄く難しいものが多いと思いました。特に06の「すべてはこの夜に」ミディアムナンバーなのですが、メロディーが変調なので不安定になりがちに聞こえます。良くあの当時で歌っていたなと感心しますね。他の曲も好きな曲01.02.12.13が収録されているので250円では申し訳ないくらいの満足度でした。

80年代当時、吉川晃司は暴れん坊でした。
いつかの紅白歌合戦でギター壊して、バックバンドのPAPAの椎野さんとステージで歌い終わっても暴れまくり、酒を噴出して次の歌を歌うはずの河合奈央子を泣かせ、次のシブがき隊はスシくいねぇで登場して見事こぼれた酒にすっころびと大騒ぎにしていました。
確か、あの一件でNHK出入り禁止になったはずです。今は解禁ですね。

そんなとんがっていた頃も面白くていいのですが、今の40代になって身体でロックしている吉川晃司もなかなかいいなと思います。