兎さんに導かれて
いつも前を通りすぎるだけの場所、そんなところを探訪して行きたいと思います。仕事でさいたま市浦和西口を車で旧中仙道を使うときに気になる神社がありました。でもそれだけ行ったこともありませんでした。
一昨日、図書館で借りてきた本↓の”兎”の項目にその神社の写真をみつけました。
- 作者: 村上健司
- 出版社/メーカー: 同朋舎
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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本を読み写真を見ていてもたってもいられずに思い立って昨日、行って参りました。
調神社 (つきじんじゃ)
さいたま市浦和区岸町3-17-2
JR浦和駅西口、旧中山道を南に500mで見えます。
今から約1800年前に第十代崇神天皇の勅命により創建されたという由緒ある古い神社なのだそうです。
浦和駅の駐車場に車を止めて旧中山道歩くと森がみえてきて到着です。
入り口にはなんと!狛犬ならぬ、狛兎が!
ここで気がつきます。鳥居がない。ここは鳥居のない神社としても有名なんだそうです。
本殿に進んでいく前に手水舎があるのですがここにも兎さんが!
境内は午後の三時ころでしたが、参拝者は誰もいなくて旧中山道の喧騒から隔離された静かな清清しい空間でした。本殿は重厚かつ、立派なもので長い年月を感じる趣のある社殿です。拝殿の前で気持ちよくお参りをさせていただきました。
お参りを終えて、社務所にてかわいらしい、神楽焼、月宮兎守 500円をみつけたので買ってきました。
末社には天神さま、金比羅様なども祭られています。
そして裏手に池があるのでいってみるとここにも兎が!本当に兎つくしです。
調神社は月にかけて兎のほかにツキにもかけて勝負事のツキ、開運のご利益もあるそうです。これはご利益満載で嬉しいですね。
お土産は浦和駅前にある「ときわだんご本舗」の「ときわだんご」420円を買ってきました。ここの団子はお米でできていてとても美味しいです。
そういえば、浦和の和菓子は兎の名前や意匠をかたどったものが多いのですが、調神社の由来からなのだというのを今更ながら気がついたというオチつきです。