岡埜栄泉の豆大福

先週、実に高校受験祈願以来のご無沙汰であった湯島天神に行ってきました。上野にはしょっちゅう行くくせに最近は上野公園界隈をぶらぶらするのが楽しいので湯島までは足を伸ばすことがなかったのですが、ふと「湯島天神」が頭に浮かび行ってみました。

御徒町駅から歩くこと8分くらいで到着、春日通りから入れる女坂から階段を上がって境内に入ります。湯島天神公式サイト
湯島天満宮湯島天神
住所 東京都文京区湯島3−30−1
御祭神
天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

昔よりも随分ときれいになったような気がします。平成7年に立て替えられた素晴らしい総檜造りの社殿が見えました。早速、参拝をして、境内を散策。植樹間もないような木々が植えられていて清清しい雰囲気に包まれえています。夕方の5時手前だったので地元の方がちらほらといらっしゃるくらいの静かな境内でした。

おみくじを引こうと授与所に行くと面白いものを発見。自動おみくじ機なるもの。獅子舞が電気仕掛けで動いています。
通常のおみくじもありました。
学問の神様、菅原道真を祭るだけあってお守りは梅をあしらった意匠がたくさんあって、学業のお守りがたくさんありました。社会人のためには「資格合格お守り」というのもみつけました。
私はここで黄色い可愛い幸福守り700円を買ってみました。

散策をしているとなにやら社殿や授与所があわただしくなってきてます。そして太鼓の音が聞こえてきてあっという間に拝殿が閉められ、授与所が閉められました。しばしのちにまた静寂な時間に戻りました。神社の閉店?の様子を始めてみせてもらいました。

拝殿が閉められても境内は散策できるので鳥居の方まで歩いてゆきました。
鳥居を良く観察してみると台座がなんと梅の形!そしてその周りには小さい狛犬が阿吽の形で花弁と同じ数だけついているという細かい細工が。青銅の鳥居だと思いますが、素晴らしいものです。

散策を終え女坂に向かう階段を下りてゆくと赤い旗が見えます。坂を下りて向かってゆくと見えたのが湯島聖天こと心成院です。
湯島聖天 天台宗 心城院

もともとは湯島天神の境内に一緒にあったのですが、神仏分離によって今の場所になったそうです。本尊の聖天とは歓喜天のことで、インドの神様、ガネーシャ(像の頭を持つシヴァの息子)が仏教に取り入れられたもので像頭の像が抱き合っている形で表さされることが多く、縁結びのご利益があるといわれています。こちらでは残念ながら秘仏でみることは出来ませんが、十一面観音様を拝見することが出来ます。ここは江戸三十三観音七番目の札所でもあります。上を見上げると湯島天神、向かわにはマンション、騒がしい春日通りの喧騒から隔離されていてこのお寺にも静かな時間が流れています。提灯の灯りがとても印象的でした。

上野に行くと私がいつも買ってくるものがあります。

岡埜栄泉の豆大福。

一個200円なんですが、皮と塩豆の絶妙なバランスとたっぷり入った餡子が美味しい。腰高の豆大福です。今回は豆大福と「ずんだ大福」を買ってみました。枝豆のあんが食感を残して甘すぎない上品な仕上がりになってました。
http://homepage2.nifty.com/okanoeisen/pre-top/index2.htm