かしら屋

昨日、夕方に元会社の上司が沖縄よりご帰還ということで連絡を受けたので、大宮駅まで行きました。
大雨の振る中で待ち合わせに指定されたのは大宮駅西口にあるヤキトンの店「かしら屋」です。8年ぶりくらいに参りました。

ここは川越にある若松屋さんというヤキトン屋さんの直営店で大宮には西口一店舗、東口に二店舗あり連日、仕事帰りのお父さんのオアシスとして賑わっております。昨日は台風の影響で大雨、外のちょうちんもぶれるくらいの強雨の中でもお客さんは八割くらいの入り。

六時半に襲撃をかけたので、座ることが出来ました。焼き場の前でないのでホッとします。焼き場の前は煙が凄いことになっていてうんまそうなヤキトンが焼かれておるので焼きたてをもらえる醍醐味があるですが、もの凄い煙で前が見えないのが難点。今日は一番はじっこのカウンター席でした。

座るとお皿が置かれてヤキトンが一本出てきます。
そうそう、ここはお店の名前のとおり豚のカシラ(頭)肉を使っているヤキ鳥ならぬ、ヤキトンなんです。ヤキトンといえば東松山市が有名ですが、ごく近い川越市もやはりヤキトン店は多くてその中の若松屋さんの支店というわけです。

味付けは味噌だれ。味噌に辛味を利かせてにんにくの入ったパワーある味付けのもの。刷毛でちょいちょいとお皿の横っちょにおいてヤキトンにつけながら食べると

           うんめ〜うんめ〜
                     のフルコーラスです

カシラ肉にジューシーなお肉とあふれ出るうまみにパンチの効いた味噌だれがマッチします。間にはネギが挟まっているのこれまたいいバランスでネギと味噌、甘い焼きネギがこれまた美味いのです。

面白いしステムなんですが、ここはお皿が空くと店員さんが次の焼きたてのヤキトンをお皿においてくれます。お勘定というまで延々とヤキトンが来るので、途中で休憩の場合はちょっとだけヤキトンをお皿に残しておくといいのですが、それを知らないとたまにお客さんと店員さんでフライングヤキトンが起こってしまいます。
初めてきたとき知らなくてひたすら食べたのは何を隠そう私です・・・

カシラ肉のほかにはタン、ハツ、レバー、ナンコツなどがあります。こちらも全て豚肉なのでナンコツなどはちょっと硬いですが、噛んでゆくと美味しい滋養のあるうまみが広がります。カシラ肉以外は品切れが起こるので早めに頼んでおいたほうが良いです。ハツはこの日は早々に売り切れ。プルプルする食感に臭みもなく美味しかったです。

サイドメニューはオニオンスライスやら冷やしトマトなんかを注文しました。他にはモツ煮こみやサラダなんかもあります。モツ煮込みいきたかったのですが、本日はカシラデーなんでひたすらこっちを食べてました。
勘定のときに串を数えてみたら、久々に私16本、上司12本という記録で良く食べましたー。20代の頃は友達と60本食べたんですが、こんなもんでしょうか(笑)