NATURAL22

88年に発売された、池田政典のセカンドアルバムです。
ファーストアルバムの“QUARTERBACK”から約一年ぶりの発売ですが、夏の雰囲気を閉じ込めたようなさわやかさが全体にあります。
ブックオフにて購入したのでが105円。安すぎます。


01.Rock’n Roll Band
02.I’m Running
03.Jay−Walk
04.Midnight Angel
05.Let Me Be Alone
06.君だけ夏タイム
07.明日へのセンタリング
08.Never
09.Formula Wind
10.Evening Blue

当時、池田政典は杉山清貴1986オメガトライブ菊池桃子などが所属するトライアングルプロダクション所属でした。そんなこともあってか、アイドルとしてデビューしたのですが、シティポップスの曲をきちんと丁寧に歌っていました。
彼の歌声は男性的な太さをもっているのですが、透明感があって実にさわやかなのでシティポップスの軽快なメロディとマッチしています。

01曲目と07曲目は事務所の先輩である杉山清貴の作曲、田口俊、作詞の夏歌。杉山清貴が曲を作るとかなりキーが高くなるのですが、それを頑張って歌っているのがさわやかに聞こえるいかにも夏という2曲です。杉山清貴の弟分ってことで事務所でも押していました。
そのほかの曲もなかなか良くて06君だけ夏タイムは妙に印象に残る一曲なのです。
9曲目のFormula Windは林哲司の作曲、田口俊の作詞でF1レースの男の世界をつくり上げている名曲です。これは確かダイドーの缶コーヒーのCM曲になった記憶があります。

今年、20周年だそうでファンの方のBBSをみたら夏にライブをされたとのこと。池田政典の歌声ファンとしてはまた是非、歌手業も復活して欲しいなと思うところです。