カルロストシキ&オメガトライブ

杉山清貴&オメガトライブが解散してファンの間では杉山清貴単体ファンと1986オメガトライブ(後にカルロストシキ&オメガトライブに改名)になんとなく分かれてしまったのですが、私は杉山派でした。そんなわけで1986オメガトライブの全盛期っていうのが実は良くわからないのです。

どうして余り聴かなかったと言えばやはり、カルロストシキの声質やら路線がなぜかアイドルのような感じでなんか軟派だーと思っていたのですね。
ウィスパーボイスで一生懸命がんばるカルロス君にはどうも馴染めませんでした。そんなわけでちゃんと聴きだしたは解散してからです。

ベスト版がいくつか出ているのですが、図書館にて捜索をしてきたので廃盤になってしまっていたCDを発見、しかもリミックスベスト!図書館に通っていて嬉しいことはこんなお宝に遭遇できることです。

『Best Remix』
レーベル バップ (規格番号:80360)
発売日 1989年12月21日

1. 君は1000%
2. Super Chance
3. Cosmic Love
4. I’ll Never Forget You
5. Miss Lonely Eyes
6. Crystal Night
7. Brilliant Summer
8. Night Child
9. STAY GIRL STAY PURE
10. Down Town Mystery
11. アクアマリンのままでいて
12. Your Graduation

最近、「君は1000%」が女性アーティストによりカヴァーされましたが、やっぱりオリジナルでしょう。今聴くといいわーと素直に思えます。
この曲はデビューシングルでして日本テレビのドラマの主題歌(確か熱中時代宣言、榊原郁恵ちゃん主演のもの)になりました。オープニング曲だったのですが、小さく画面に1986オメガトライブのメンバーが映っていたのを思い出します。カルロスを見たのはこれが初めてでした。
その後、オメガトライブの築いていったAOR路線と打ち込みサウンドとカルロスのウィスパーボイスによって独自の世界観を展開。

イメージとしては強気の女の子に振り回される優しすぎる男の子という感じで、女の子に人気で男性の方はちょっと聞きづらいアーティストだったのではないかと思います。彼女が好きで聴かされたとか、こっそり聴いていたという話は良く聞くのですが(笑)

9. STAY GIRL STAY PURE
10. Down Town Mystery
11. アクアマリンのままでいて

上記の3曲はシングルカットされたものなんですが、カルロスの声も曲もいいなと素直に思いました。80年代にちょっと浸れるようなサウンドが心地良いのです。