郷土資料博物館と東照宮

11月の10日、11日に紹介した埼玉県行田市に再度潜入をしてきました。
10日 http://d.hatena.ne.jp/monksiiru/20061110
11日 http://d.hatena.ne.jp/monksiiru/20061111

自宅から車で約40分ほどで第一目的であるhttp://www.city.gyoda.lg.jp/k_hakubutu/top.htmlに到着。
ここは三階櫓のお城「忍城」(おしじょう)が目印の博物館なのです。
 
博物館の受付にて入場料200円を支払います。入り口に入ってすぐにビデオコーナーがあったので見ることにしました。忍城の歴史や行田の近代までの流れがわかりやすくまとめてあって大変勉強になりました。
展示物は成田顕靖により築城された中世の鎌倉、安土桃山時代、有名な石田三成の水攻め、そして江戸時代になって徳川家康の持ち城となり、歴代家康ゆかりの城主までのゆかりの品々を展示してありました。数々の攻略に耐えた浮城といわれた名城も明治を迎えて他の城と同様に競売に付されて消失してしまったそうです。そんなわけで博物館の三階櫓は復元城です。博物館の脇にある鐘が唯一当時の名残だとか。

明治前までの展示物はそんな時代にゆかりのあるもの甲冑やら書物などが並び、近代の展示コーナーでは主要産業であった足袋の生産の様子などがわかりやすく展示してあります。足袋のメーカーの意匠がとてもきれいで印象に残りました。そして、最後は古代の行田と題して、弥生時代の復元住居や土器や埴輪、石棺などが展示されていました。

展示を見終わったので、博物館の通路を渡ってお城に登ってみました。階層ごとにお城のシャチホコ復元などの展示物や写真などがあり、三階までいくとお城の最上階から行田の町を見下ろすことができました。忍城の前面には掘りがあったり橋があり、立派な門もあってなかなかの作りです。

見学が終わり郷土博物館と道路をはさんで森が見えました。
地図を見ると東照宮諏訪神社でした。

境内にに入るとたくさんのお宮があります。
資料を見てみると、諏訪神社忍城内にあったそうですが、明治の城郭取り壊しの際に移転、東照宮はさきたま古墳のあたりにあったそうですがやはり移転してきたそうです。
 
趣のある境内と拝殿で気持ちよく参拝をすることが出来ました。
こちらの東照宮徳川家康忍城最後の城主、松平氏の祖となった家康の孫である松平忠明も祭神となっています。
東照宮徳川家康がご神祭(東照大権現)なのですが、私は東照宮巡りも好きなので埼玉で川越に続き二社目の参拝が出来ました。
さて、東照宮は一体全国にいくつあるのでしょうか?