その3 さきたま古墳公園

忍城のあとは更にタイムスリップします。
さきたま古墳公園です。
ここには9基の古墳群があり、5紀終わりから7世紀のはじめころまでに作られました。埼玉県ではこの地域30万ヘクタールを「さきたま風土記の丘」として整備を進めてきたそうでここ「さきたま古墳公園」は広大な公園です。
古墳見学の前にまず、http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/top-page/home.htmlに向かいました。
 
入場料200円を受付で支払うと、15分ほどの古墳のビデオそを見せてもらいました。このビデオは見学前に見て展示物をみるときや、古墳見学に非常に役立ちました。行ったさいには是非先に見てみてください。古墳の分類、埴輪や石棺、発掘された宝物などをわかりやすく解説してあります。行田郷土博物館で学習した知識も理解に役立ちます。

ビデオを見終わったら見学です。
企画展示では『まほろば さきたま 考古学が解く食と技』と題して縄文、弥生、から現代までの食器の展示や古代食の再現サンプルなどわかりやすく展示がしてあり、説明がつけてありました。かまどや農機具などもあって見やすいものでした。
平安時代前までは食事にはおさじを使っていたのだということをそういえば、小学校のときに習ったのを思い出しました。他には貝塚からの出土品なども展示してありました。

常設展の国宝展示室では国宝である国宝「金錯銘鉄剣」やさまざまな装飾品。そして、埴輪、人物のみならず馬、犬、水鳥などや円筒埴輪などが復元展示してあり古代の人々の素晴らしい表現力に感動してしまいました。
調度、11月1日に東京国立博物館の常設展にて土偶や埴輪などを見ていたのですが、たしかここのさきたま古墳群の出土品もいくつか東京国立博物館に所蔵されているはずです。
埴輪のフォルムは素朴でとても素晴らしいもので作ってみたいなと思っていたら資料館手前にある「はにわの館」にて埴輪作りの体験も出来るそうです。
http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/haniwa/index.html
すぐにでも埴輪がほしくなったら古墳公園入り口にあるお土産屋さん「はにわ処さかもと」さんにたくさんの埴輪が150円から売っています。ここはテレビのロケもくるそうです。