その2 雷電神社

古河を後にして群馬県板倉町に向かいます。このあたりは県境が入り組んでいて埼玉、茨城、群馬の三県の境目にあります。
古河から約10キロ先にお目当ての雷電神社がありました。
雷電神社
住所 群馬県邑楽郡板倉町板倉2328-1
祭神 本社 火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)・大雷大神(おおいかづちのおおかみ)・別雷大神(わけいかづちのおおかみ)、菅原道真(すがわらのみちざね)公ほか
創建 698年 聖徳太子が創建したとされている
公式HP http://www.raiden.or.jp/ 
ご利益は雷除け、厄除、など

北関東は雷のメッカといわれています。雷の被害も甚大です。そんな恐れる雷様を祭っている関東にある幾百の雷電神社の総本社がここなのです。昔、佐野に叔母がいて車でこちら方面を通るときに雷電神社の看板をずっとみかけてはいたのですが、実際に来てみたのは今回が初めてでした。雷電という名前が何故か気になって仕方なかったのです。
 
立派な鳥居をくぐると重厚な本社殿が見えます。鳥居横には奉納絵馬が飾ってありかなり古いものだと思われます。拝殿周りの彫刻が素晴らしいなと思って参拝をすませ裏に回ると本殿の周り全てに彫刻が色鮮やかにされていました。まさに豪華絢爛です。龍などは今にも動き出しそうなリアル感。こちらの本殿は群馬県最古の木造建築で重要文化財とか。この素晴らしい彫刻をしたのは名工、左甚五郎から10代目の名人、石原常八の手によるものだそうです。本当に立派なものです。
 

本社の奥には奥宮がありました。こちらでは伊邪那美大神が祭られています。ご利益はもの生み、安産、子育だそうです。

これは雷電童子の象です。雷様は恐ろしいものではありますがこの童子はとてもかわいらしいです。

そして更に「なまずさん」なるものがあるとのことで境内裏手道路をはさんだ社務所に行ってみると、畳の上に乗った1mくらいの大きな青銅のなまずさんがいました。なでると元気になって地震除けになるというのでなでくりまわしてきました(笑)
 
このあたりは沼が多くて川魚がたくさん取れる水郷地帯です。この雷電神社の参道にも川魚を食べさせる店があってナマズの天ぷらなどを食べることができます。時間の都合でナマズ体験は次回に持ち越しとなりましたが食べてみたかったです。
さぁ次に急ぎます。