最後のHoly night

MELE KALIKIMAKA !(メレカリキマカ ハワイ語でメリークリスマスです)
Merry Christmas!!

最後のHoly Night〜version'96〜

最後のHoly Night〜version'96〜

20年前に発売された杉山清貴のシングルです。
JALハワイのCM(たしかハダカとドレスっていうキャッチフレーズだった記憶でリゾート感のある映像だったと思います。)、もうひとつがミノルタのカメラのCM(こっちはアルバチャンス!ってキャッチコピーでした)でテレビで流れていたせいもあると思いますが、凄く売れたシングルです。

私はどちらかというと杉山清貴の曲ではアップテンポのものやポップな曲調のものが好きなのですが、この曲は一度聴いてノックダウンされてしまいました。メロディーも曲も歌声も見事にマッチしているのですね。杉山清貴でないとこの歌は歌えないというくらい高音の伸びのよさ、透明感のある歌声が心地良いのです。

夜空染める鈴の音だね。
粉雪が静かに舞う

これは2番の歌詞なんですが、鈴の音色を奏でながら空から降ってくる雪を見上げる光景が浮かびあがってくるような素晴らしい表現だな感心します。
クリスマスには雪が似合いますね。
ちなみにこの曲は別れの曲なんです。その物悲しさも合い間ってちょっと切ない世界観をかもしだしております。

B面の「奪われた倦怠(アンニュイ)」も隠れた名曲です。
ブログ仲間の大介(東京)さんのところのブログ無駄遣いな日々で紹介された同じエイティーズの池田聡の曲「「倉庫(ロフト)BARにて」の表現「いい意味でくさくて最高」に通じるのがあります。いい意味で突き放した都会の冷たさがまさにエイティーズ、ベタに熱くてはいけないのです、ちょっと冷めた目で突き放す確信犯的な世界観がいい意味でくさくて最高なのです。ベタベタのシティポップス(笑)この曲聴いていると都心の高層ビルが目に浮かびます。

皆様にとって素敵なクリスマスでありますように。