アマデウス
中世の歴史モノの映画が大好きです。
その中でも何回観ても見飽きないのがコレ。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2006/12/08
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1825年、オーストリアのウィーンで、1人の老人が自殺を図った。彼の名はアントニオ・サリエリ。かつて宮廷にその名をはせた音楽家である。そのサリエリが、天才モーツァルトとの出会いと、恐るべき陰謀を告白する。「モーツァルトは殺されたのでは…」。19世紀のヨーロッパに流れたこのミステリアスな噂をもとにしたピーター・シェーファーの戯曲を、完ぺきに映画化。第57回アカデミー作品賞ほか、全8部門を受賞した。
アマデウスとはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのことでこ稀代の天才作曲家モーツアルトの波乱と謎に包まれた最期までの35歳の生涯を描いた映画なのです。
私はクラシックには余り興味がないのでずっと聴いていると飽きてきてしまうのですが、この作品の劇中に流れるモーツアルトの作品群はたくみに挿入されているせいでしょうか、実に心地よくストーリーとともに耳に入ってくるのですね。
セット、衣装なども豪華でとても素晴らしいです。
2月にみたマリーアントワネットもこれくらいの音楽の使い方をして欲しかったなと思いました。クラシックの重厚で豪華な部分が実に生きているのです。
後世に残る素晴らしい音楽を作った人間がもうハチャメチャな人格だったというのも音楽の良質さと比べて面白いです。汚言言葉を話したり、いつもけたたましく騒いでいたり、実に非凡な性格部分も描かれていて楽しいのですが私がこの映画に興味を持ったのはやはり「魔笛」とフリーメーソンとの関わりの部分でしょうか。仮面の人物など徐々にモーツアルトを死に追いやる場面がリアリティを感じさせました。
この映画とても長いのですが、たまにふとみたくなってしまうのですね。
モーツアルトの生涯を知ることが出来た思い出の映画でもあります。
ちなみにフリーメーソンが日本にも支部があるのをご存知ですか?古くは坂本竜馬や吉田茂元首相も入会していたとか。現代でも非営利の友愛団体として活動しているそうです。
フリーメーソンネタだとジョニーデップ主演の「フロムヘル」でもメーソンの入会儀式の様子がありました。ロンドンを震撼させた切り裂きジャックの犯人を追う物語です。