盆栽村と漫画会館

さいたま市北区には盆栽村という場所があります。大正の終わりに東京の盆栽業者が何件か移り住んできたのがはじまりとか。最盛期には30軒もの盆栽園があったそうですが現在は6軒の盆栽園がすばらしい盆栽を育てています。
 
JR土呂駅から歩いて入ってみました。写真を掲載できないのが残念なのですが盆栽はすべて写真撮影禁止です。盆栽園は門が開いていれば自由に中を見ていいので早速見学です。大きな盆栽から小さい可憐な盆栽まで手塩にかけて作られた見事なものばかり。すばらしいです。そして、お値段も目が飛び出るようなお値段でびっくりしました・・・奥が深いです盆栽の世界。職人さんに中くらいの盆栽があったのでこれは何年くらい前の木なのですか?と聞いたら800年だとか。
盆栽はBONSAIとそのまま表記され海外でも人気なのだそうです。外国人観光客のかたがちらほらいたのですがやはりこういう日本文化のものは喜ばれるのでしょうね。

盆栽村には盆栽四季の家という施設があって日本家屋の休憩所になっています。イベントとしては毎年5月3日から5日まで盆栽祭りも行われていて盆栽村はにぎやかになるのだそうです。

さてお次は盆栽村のにあるさいたま市立漫画会館です。
http://www.city.saitama.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020046&WIT_oid=saitama::Contents::55597
漫画家の先駆者、北沢楽天の晩年の居宅をそのまま資料館にしてあります。1階が楽天の業績、作品、ゆかりの品々。2階は特別展示になっており今回はコマーシャルアートと題して漫画を使ったチラシ、広告を掲載していました。私が一番気に入ったのは晩年の楽天の画室の再現した部屋です。楽天日本画もすばらしいものを残していてそんな楽天の仕事場はとても味があるものでした。

展示を見終わった後は外に出て庭園を見ることができました。ホントに閑静な住宅街なので静かな時間が流れています。


帰りはそのまま大宮公園を抜けて、大宮氷川神社に参拝、JR大宮駅東口到着にて本日のお散歩はゴールとなりました。