激辛麻婆豆腐

昨日、激辛オフ会に参加してきました。参加者11名です。
私は禁煙をしてからめっきり辛さに弱くなりました。それなのに只今、ハバネロ栽培中。禁煙中ではなくて年を取ったからからなのかもともいいますが、真相は?

場所は東京都狛江市にある「丸仲」という家庭的な雰囲気の中華料理屋さんです。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~marunaka/

激辛メニューは世界一辛いソースを使ったもの、このソースハバネロから抽出したものだそうで、タバスコの1893倍!の辛さなのだそうです。もう想像つきませんって。
辛さを計測するスコヴィルという単位があるのですが、タバスコだと2500から5000スコヴィルになり世界一辛いソースソースは710万スコヴィルなのだそうです。書いていてもわけがわかりません、気が遠くなってきました。神の領域でしょうこれって・・・。

そんな世界一辛いソースを使った料理を作ってくれるのです。メニューには激辛ラーメンのみの掲載なので裏メニューになるみたいです。
激辛のメニュー表をみせてもらうと

レベル1 タバスコの約13倍
レベル2      約43倍
レベル3      約91倍
レベル4      約173倍
レベル5      約475倍
レベル6      約1184倍
レベル外      約1893倍

なんだそうです。この中からレベル2.4.6を注文できるとのこと。
激辛にメニューはレバニラ炒め650円、麻婆豆腐750円、豚肉とたけのこの細切炒め800円、エビチリ900円です。食べ比べるには最適の麻婆豆腐のレベル2.4.6を注文しました。

さて、やってきました。一見普通の麻婆豆腐です。見た目からは皿の違いがわかりません。とても美味しそうな麻婆豆腐です。ではいただきまーす。
レベル2からスタート。
 
見た目通りに美味い、美味しい、でもしばらくすると辛いです。味は充分わかります。
ちなみに表メニューにある激辛ラーメン(写真下)がこの辛さだそうです。

レベル4

一口食べる、あれ?変な汗がでるよ。おかしいなぁ、おわぁむせりました。嚥下反応が拒否してます。そしてなんだか耳がキーンとしてきました。味はもうわかりません。これが173倍の辛さなのですね。唇がじわーんと熱いです。胃がダンスをはじめてきているような気もします。

レベル6 (あまりの辛さに手が震えて画像もぶれてしまいました)

一口をおそるおそる口に入れてみると・・・ブホォ、辛い、痛い、しびれます。一口でギブアップ、嚥下拒否反応さらに加速しているので中止しました。やたら鼻水も出てきます。熱いです。口の中が火炎地獄で今ならきっとゴジラ放射能吹き対決ができそうな感じ。
麻婆豆腐を皮膚に塗っても間違いなく痛いと思います。調理するお店の方も加熱しているときに揮発した辛味成分で痛いですよこれは。こうなると料理というよりも兵器か劇薬ですね。
お店の解説を読むと、冒険好きな方、自分に罰を与えたい方、辛さを追及したい激辛マニア向けと書いてあるじゃぁありませんか。無理です。ごめんなさーいと水をガブ飲みして更にオレンジジュースとコーラを注文して必死に口と食道を冷却してました。
オフ会中に水は「命の水」と呼ばれてテーブルを回っておりました。
参加者は各自、辛さと戦い、あるものはご飯をかきこむ、あるものは水を飲む、あるものは寝込むという具合に阿鼻叫喚の口内火炎地獄と化していた最中、冷却が終わってふと見るとそんな中に涼しげに食べている激辛三人衆もいて私は尊敬のまなざしで彼らを見てしまいました。レベル6を普通に食べているんですもん。凄すぎっす。

帰ってデジカメで画像をみたら身体は正直です。みんな唇が腫れてました。私なんかキンドーちゃん状態ですって(笑)
そりゃ腫れるに決まってますって。
そして、私の中で辛いは痛いとシンクロして同義語となりました。

ちなみに激辛メニューと合わせて注文した料理は天津飯、餃子、肉団子、肉の天ぷら、唐揚げ、中華丼などなどボリュームもあり美味しかったです。個人的には上海ヤキソバがあっさりしていて気に入ってしまいました。

宴が終わった後、辛さに弱いチームは軽い胃炎となった人が多数となったとか。私はソフトクリームを寝しなに食べて朝には何とか復活できました。
しかし、何故か全身が妙な筋肉痛、私の辛さ拒否反応はどっかおかしいかもしれません。
特に鎖骨の部分がむちゃくちゃ痛いです。
 
炎の宴は翌日にもボディーブローではなくかみそりのような鋭さでストレートにきやがります。