東照宮 その1

最近、面白いなぁと思うのは特定の場所や人などの話題が出たあとにその場所に行く機会ができたり、その人から連絡があったりします。
先週に友人と日光の話をしていたらひょんなことから火曜の夕方に話しが進みホントに水曜日に日光に行くことになりました。朝の8時30分に埼玉を出発して東北自動車道を乗って10時前には東照宮に到着していました。はやっ、こういうときに平日休みの特権だなと感じます。6月の季節で日光周辺は緑があふれていました。

早速、駐車場から歩いて東照宮に向かいます。5年ぶりになる東照宮参拝。岩槻あたりを車で走ると日光御成街道を通るのでこの道まっすぐ行くと日光かぁと思っていたので感慨深いものがありました。早速、参拝開始です。輪王寺拝観券売り場にて拝観券1300円を買います。これは二社一寺(東照宮二荒山神社輪王寺)が拝観できるものです。
まずは、宝物殿と逍遥園を散策。逍遥園のお庭は見事なものです。
そして、輪王寺の三仏堂に向かいます。でっかい大仏が見たいと思ったらここが思い浮かぶくらいインパクトがあります。堂内には阿弥陀如来を真ん中に右に千手観音、左に馬頭観音が鎮座しています。堂内にあるので保存状態も良く往時の金箔もそのままの仏像は見るものを圧倒してくれます。ここの特徴としては堂内の横から入って回り込んで通路があるので仏像の横側も見ることができてしまうことでしょう。
タイミングよく他のひとは一人のみでじっくりと仏像を拝見することができました。巨大な仏像は見上げるシチュエーションが最高です。

お次はいよいよ東照宮です。やたら小学生が多いなと思っていたら修学旅行の団体さんだったとか。私も小学生のときに来た記憶が思い出されました。
陽明門です。いつみても豪華絢爛ですねぇ。

神厩舎には白い神馬、そしてご存知見ざる、言わざる、聞か猿の三猿です。

唐門、奥が本社です。

狛犬までも金色に輝いております。

見学の最後は本地堂にて鳴竜を体験。年々、鳴き方が小さくなるような気もしますが・・・?
天井の竜の墨絵は見事だといつ来ても思います。


さて、お次は二荒山神社です。
大祓の人形があったのでお願いしてきました。

輪王寺大猷院に行こうとする途中に突然の豪雨、山の天気は気まぐれです。
しばらくして、雨も病んだので大猷院に向かいます。雨の後なのでうっすらと霧の中が出ていて幻想的な雰囲気となっていました。

仁王門  風神、雷神がカッコいいです。俵屋宗達のもいいですがここのは立体で着色っていうのが最高ですね。

夜叉門 こちらもまた等財南北を守護する夜叉のチームがイカシテます。

唐門、家康を奉る東照宮とは違ってこじんまりとしているのがまた味わいがあります。

5年前には家光公像がご開帳だったですが、残念ながら今回は扉はしまっておりました。ここの雰囲気はとてもすがすがしいといつきても思います。

二社一寺を真剣に回るとかなりの時間を要します。そんなわけで今回もかなり急いで拝観となってしまいましたがとても楽しかったです。
ここは神社仏閣好きにはたまらない素敵なワンダーランドなのです。