第4回ふく面ワールドリーグ戦 決勝トーナメント「第1回戦」

8月30日、待ち待ったこの大会を観戦しに聖地、後楽園ホールに行ってきました。入り口にはたくさんの観客、会場に入ってもたくさんの人人。なんとこの日はみちのくプロレス後楽園興行初の満員札止めになったそうです。おめでとうございます。そんなわけでスタートはお客さんが裁ききれずにちょいと遅れてと相成ったのでした。


開会式が始まります。ここで開会宣言をするためにスペシャルゲストが!
ハヤブサ選手が来たんですよ。私はバトラーツ大会でハヤブサ選手の試合を一回だけ見たことがありますが、トップロープに上がってファイアーバード・スプラッシュ決めたときの見事さはホントに羽生えているんじゃないかと思ったほどです。悪夢のアクシンデントから車椅子となりましたが脅威の回復力でリハビリをなさっています。

開会宣言で「お楽しみはこれからだ!」と宣言。マジでカッコよかったですよ。きっとベストな状態ならば間違いなくエントリーをしたかっただろうになぁと思うとちょっと涙ぐんでしまいましたが・・・。

本日は6人タッグの後に8試合のトーナメント戦が行われました。
ゴールドカードばかりなので一瞬たりとも目が離せない状態でした。

第1試合 ○ 義経 対 しばてん × 
(9分48秒、片エビ固め)

リングに河童?遠野から帰ってきたばかりなので幻かと思ったら本物で高知産の河童、この河童なかなかテクニシャンなんですが、義経の軽やかな技にダウンしました。

第2試合 ○ オリンピコ 対 スペルシーサー ×
     (6分48秒、体固め)

オリンピコなんとバランスの良い体系のマスクマンなんでしょうか。アステカの戦士かと思いました。スペルシーサートップロープで倒立で応戦、オリンピコ勝利。体格が違いすぎな気も・・・。

第3試合 ○ エル・サムライ 対 メカマミー ×
(5分26秒、片エビ固め)

大好きなエル・サムライです。相変わらず渋いっす。メカマミーはニセモノが初め出てきてその後本物登場、しかも改造手術してライガーになっていました(爆笑)デッカイ手での掌底にお腹よじれる・・・最後はサムライに水かけられてダウン。

第4試合 × ラッセ 対 タイガースマスク ○
(9分25秒、猛虎原爆固め

ベストバウト展開して接戦の末、タイガースマスクが勝利。

第5試合 ○ アトランティス 対 スペル・デルフィン ×
      (7分32秒、アトランティダ)

前回の優勝者、アトランティスとイルカさんの戦い。デルフィンクラッチなど決めてかなりせめていてよかったんですが、アトランティスの方が一枚上手でした。

第6試合 ○ タイガーマスク 対 菊タロー ×

みちのく出身のタイガーマスク、すっかり良い貫禄がついてきてますね。久々に見ましたがやはりカッコいい。菊ちゃん、お笑いかと思ったら結構飛び技出してきてびっくりしました。

第7試合 ○ 獣神サンダーライガー 対 ビリーケン・キッド ×
      (14分3秒、体固め)

ライガーライガーライガー!!やっぱり登場からカッコいいっす。風格が違うんですねぇ。ジュニアの功労者に対してビリーケン・キッドもかなりいい試合をしていました。
ライガーはコーナーに立っているだけでもカッコいい。

第8試合 × ザ・グレート・サスケ 対 ウルティモ・ドラゴン ○
(19分29秒、エビ固め)
この試合をどんなに待ったことでしょうか。スーパーJカップをビデオでしか観る事が出来ず、私はウルティモ・ドラゴンの試合を実は一度も観戦したことがなかったのです。
青コーナーからドラゴン登場。テーマ曲の「セパラドス」がかかったときにはもう鳥肌ものでした。余裕で観客に握手をして回るのも素敵です(握手してもらいました☆彡)赤コーナーからはサスケがタオルを被って登場。ここで先にリングインしていたドラゴンがサスケにリングインを促すこの姿、いい画ですよねぇ。しかし、サスケがリングインして試合はいきなり開始、展開が速くてついていけません。場外には飛びまくるはまさに空中戦の様相でした。


何回もカウントの奪いあいをしながら最後にはドラゴンが勝利。


試合終了の後にドラゴンはサスケに「しばらく休んでいる奴が勝てるほどプロレスは甘くない」と厳しい一喝を。それに答えてサスケが観客に「死ぬまでプロレスやります」宣言。
大団円となりました。

1回戦からこの展開2回戦、決勝戦はもう想像のつかないドラマが生まれることでしょう。
やっぱりプロレスは楽しい!!