夏の盛岡 その1

遠野駅から釜石線にのって80分ちょいとで盛岡駅に着きました。今までのんびりとした遠野の駅にいたのですが盛岡駅は新幹線が止まるターミナル的な大きな駅です。これがあの盛岡駅なのかと思いつつ降り立ちました。ここでの案内人はみちのくプロレス親善大使こと10年来の友人、盛岡ジョーです。実はジョーとはちょくちょくと連絡を取り合っていたのに関わらず本日が10年目にしてはじめての対面でした。しかしそこは、さすが岩手の人です。サービス精神旺盛の親切でそして純朴な人柄に感動の連続と相成りました。

挨拶もそこそこ、車に乗ってまずは小高い山に到着。ここは岩山展望台というのだそうです。UFOの発着場のような展望台の上に登ってみるとそこは360度パノラマの世界。

岩手山が見え、そして姫神山、早池峰山などが見えます。ピーカンのお天気に最高のロケーション。しかし山が多いのだなぁとしみじみ思います。

展望台をみたあとはとある川にかかる橋に。ここはNHKの連ドラ「どんど晴れ」でリュウ・シウォン登場のロケ地だとか。余談ですがリュウ・シウォンのファニーフェイスや髪型を見るとどうもカルロス・トシキを思い出してしまう私なのです。

そして続きましては高松公園へここにある高松ノ池の周りの桜は春になると咲き乱れて素晴らしい景観となるそうです。ここは映画「力道山」のロケにつかわれたのだそうです。


ここでお気づきになるかと思いますが今回はロケ地を訪ねるツアーも兼ねています。池に鯉がいたのでパンを100円で買ったらどえらい鯉が集まってびっくらこきました。やっぱり鯉は嫌いだ。

市内探訪は翌日に回して北に向かいます。途中に「道の駅にしね」にて昼食、ここでは杜仲茶とほうれん草が名物なのだとか。ひっつみ定食750円を食べたのですが、ラーメンスープのような濃厚な味わいのひっつみ汁が美味しくて、さらにヒエご飯そして、ほうれん草豆腐がついてきてとても美味しかったです。(スミマセン、腹へっていたので食べて気がつきました。写真とってないす(笑))

お腹も一杯になったので向かうは八幡平です。お空が近い、お山が近いなんという素晴らしいロケーションなのでしょうか。岩手山がどんどん近くに見えてきます。いやー絶景絶景。八幡平に来た目的は焼走り溶岩流という溶岩が堆積している場所の見学です。
1719(享保4年)に岩手山が噴火した折に流れた溶岩が冷えて固まったもの。噴火から300年になる今でも植物がなかなか生えて来ずに賽の河原のような景観を保っています。
  

この溶岩原を歩くのですがごつごつした上を歩くので足元に要注意です。20分くらい歩いて渡り切って展望台からみるとこれまた岩手山が素晴らしい!
かえりもまた溶岩原を歩いてきたのですがそのときに監視員さんにいろいろお話を聞くことができました。まずこの溶岩の体積は地下10mにも及ぶということ。そのため雨が降っても水が浸透してしまうために植物が育たないのだそうです。しかし長い年月で少しずつほこりなどが降り積もることによって吹き溜まりができ、土が出来ると植物が生え始めてくるので生命力の強い松の木などが少しずつですが生えはじめていました。富士の樹海が1000年で今の状態になったことからあと700年後にはここも森となるのかもというお話。

続いて向かったのは、安比高原です。
急いでいる様子だったので何事かと思っていたらジョーがゴンドラのチケットをくれました。4時ギリギリで前森山まで行くゴンドラの最終客となって乗り込めたわけです。10分強でゆっくりと前森山まで登り、ゴンドラを降りて展望台に行くと下界の世界が一望の絶景です。横を見れば岩手山が手に届きそうでした。
  

夕方まで安比高原牧場を散策。
ここのジャンボソフトクリーム500円、食べでがあってとても美味しかったです。

夜になると花火が始まりました。(写真、大失敗・・・)そして、イルミネーション。雪のシーズン以外にも夏にみるイルミネーションもまたキレイなものですね。
  
イベントが終わったので盛岡に戻り夕食は冷麺と焼肉。
駅前の「ぴょんぴょん舎」にて冷麺を食べました。歯ざわりがしこしことしていて爽やかな味わいでした。(またもや腹減っていたので写真なし・・・スミマセン)HPでご覧ください↓ ぴょんぴょん舎
http://pyonpyonsya.co.jp/

盛岡の第一日目がこれで終了
また明日のその2に続きます。