榎本牧場

最近、常連化しつつある榎本牧場にやってきました。
ここの裏手の荒川沿いに彼岸花が咲いているはずと思い出して行ってみたら、先週くらいが盛りだったようで枯れ初めていました。滅びの美ともいいましょうか凄みを増したおっかない雰囲気の彼岸花たちが夕暮れの荒川に映えていて毒々しい美しさをたたえているこの風景も悪くないです。

牧場ではハロウィーンのディスプレイがありました。
デカイかぼちゃはビニールのサイロにスプレーして作ってあります。周りには本物のかぼちゃ。ここのアイデアはいつも可愛らしくてセンスがよいです。大きなかぼちゃの上をよーく見ると先日来た時に生まれていた子猫の一匹でした。見事にオブジェ化しています。

入り口には黒猫さんが無防備に寝ているのでひっくり返してみたりして撮影しましたがまったく動じません。おさわりし放題です。可愛い。

さーて猫とも遊んだのでジェラードを食べましょう。
本日はミルク&ブルーベリーです。

新製品に期間限定でクッキーサンドもありました。可愛いです。

牧場の息子さんがジェラード部門にいらっしゃるので牧場のことをいろいろ教えていただきました。お爺様からの創業だそうで昭和20年から酪農を営んでいらっしゃるそうです。ここには大きなサイロがあるのですが、今はビニールでくるむ小さなサイロになっていて使ってはいませんが、このサイロの建物を目印に同じく荒川沿いにある桶川市の本田エアポートのセスナが着陸の目印にしているとか。
ビニールのサイロは一個600キロ、これを年間200トン近く作るそうです。今いる牛たち70匹のお腹に全てはいるとは凄い。えさ作りだけでも重労働ですね。
牧場の仕事は遊びに来ている私が見ていてもホント大変だといつも思います。

そんなことを考えながら帰ろうとしたら、まだテーブルの上で寝てました。


猫の手は役立ちませんね。