その2 氷川神社で厄払い

パワーが落ちてきたなぁと思うときには神社に行きます。
結界で守られた静寂な空気の中にいると俗世の邪気が祓われる気持ちになるからです。
氷川神社には小さな神池があるのですがここで人形流しがありました。
100円で紙でかたどった人形に三回息を吹きかけて、身体になでて、「祓いたまえ、清めたまえ」と唱えながら池に流すのだそうです。
さっそく、神事を行ってきました。気持ちスッキリです。

流した人形は水に溶けるものとなっていました。

この後に氷川神社近くにある川越市立博物館に行ってきました。3館共通チケット買って300円也。これで市立博物館と本丸御殿と蔵造り資料館を見学できとてもお得です。太田道灌が作った名城川越城や江戸の結界を作ったスーパー僧侶、天海大僧正が住職をつとめ江戸城から移築された建物も現存する喜多院など歴史的にも重要な神社仏閣や文化財が多いです。市立博物館は見所満載で川越城の城下町の再現やら、古代時代の土器や埴輪、そして蔵の町の人々の暮らし。蔵造りの家の建築再現セットや川越祭りのビデオ上映もしていてとても楽しかったです。

本丸御殿は前回、閉館間際だったので今日はのんびりと見学。ここの裏手は「ウォーターボーイズ」で有名な県立川越高校なので放課後の部活の練習の声が良く聞こえてきます。

博物館の人に蔵の街の通りまでどのくらいかかるかと聞いたら10分くらいなので久しぶりに歩いて行くことにしました。博物館から市役所に抜けて次の通りを左折する手前に観光協会があるので資料を貰っていたら仙波東照宮の特別拝観の告知ポスターを貰いました。ここはなかなか行けないので行ってみたいです。なんとここに埼玉県最古の狛犬がいます。

そして、蔵造りの街に到着。夕方ですが、中年女性のグループ連れが多くて小江戸ブーム健在でした。
蔵造り資料館には今回始めて入ったのですが、煙草商で財をなした邸宅を復元したものだそうです。往時には一番奥の蔵にゆく運搬用にトロッコが走っていたとか。蔵は頑丈なつくりになっています。邸宅も入ることが出来、二階から街を眺めてみたのですが、小さな窓からの眺めはまさに蔵からの眺めですね。

蔵造りの街をさらに進むと時の鐘が見えてきました。

お店の展開はまたちょっと変わってきているようです。ちりめん雑貨などの和装もの、新しい和菓子店の出店、喫茶、創作いも料理のお店など。ターゲットはやはり女性なんでしょうね。最近は人様へのお土産よりも自分のため、自家用のお土産が多いですからそういうことから洋品店、雑貨店が今後も増えてゆくような気がします。
願わくば鎌倉の小町通りみたいに情緒がなくなるように騒がしくならなければいいとは思いますが。