庄和町その1 大凧会館

水曜日に休みだったので庄和町に行ってきました。庄和町は江戸川沿いにある小さな町で千葉県に隣接をしています。
この江戸川で毎年5月になると行われるお祭りがあります。その名も「大凧祭り」、江戸川の河川敷で100畳敷といわれる大きな凧を上げるのですがふわりと大空に上がる姿はまさに圧巻です。
そんなわけで庄和町は大凧の町として知られています。

この凧揚げが行われる土手の近くにある大凧会館に行ってきました。
入場料300円支払って中に入ります。
1階には大きな体育館のような展示室にたくさんの凧が展示してありました。手作り凧を作る体験も出来るそうです。ここには日本、世界各地の凧450点が展示してあるそうです。
展示場の壁にいたるところにすべて凧尽くしです。

圧巻なのは天井高く飾ってある大凧4点、実際の大凧祭りで上げられたものだそうです。
大きさは縦15m、横11m、重さ800キロもあるのだそうです。大きさはまさに100畳。
調度、映画上映があったので凧製作の様子から凧上げ本番までを見ることができました。
凧に書かれる文字はその年の印象に残る文字なのだとか。

コレクションから一部
大凧

カエル

大名行列

わらじ

戦闘機

ウルトラマンカオナシ

エイミーとカオナシ

カオナシが何故か大人気

2階は郷土資料の展示になっています。

土器や農具などが展示してありました。

凧って子供の頃に上げるのが大好きでしたが、和凧は上げるのが難しくてゲイラカイトがよく上がるので小学生のときはお正月になると楽しみでした。
和凧はデザインがとてもきれいなのでインテリアなどでも人気がありますが、やはり大空に上げてみたいなと思いました。
受付の年配の女性の方がとても丁寧に対応してくださって、大凧祭りの様子などを伺うことができました。5月の大凧祭りに是非また来てみたいです。
土手沿いには桜並木もあって見事な風景になるのだそうです。昔の街道が雰囲気が残っているどことなく懐かしいような場所でした。

この江戸川の周辺は昔は川が良く氾濫をしていて住民達の生活は常に水の恐怖と隣り合わせでした。そして月日は流れて現代、庄和町では川の氾濫を抑える施設があります。
ここから7キロちょっと先です。
その2に続きます。