大宮氷川神社 大湯祭

12月10日は大宮氷川神社では大湯祭(だいとうさい)があります。
大湯祭は12月10日に執り行われる氷川神社の神事です。
神社の参道には熊手を売る業者がたくさん集まって酉の市が賑やかに行われるてたくさんの人がやってきます。露店も大宮駅東口の手前から続いて圧巻。毎年の12月の大宮の風物詩となっています。

ということで大湯祭に行ってきました。
二の鳥居の参道入り口です。屋台が両脇にびっしり。昼間ですがかなりの人ごみです。

参道の人ごみを掻き分けて一の鳥居に到着。

ここからが熊手市です。上を見れば豪華絢爛の熊手、熊手。全国から熊手売る業者さんが来るそうです。しかしすごいなぁと上を見上げてため息です。熊手以外にも運を集める飾りはたくさんあるようで、蓑や千両箱なんていうのもありました。

バブルのときは大きな熊手が一杯あって売約済の札が下がり、いたるところで三本締めの景気の良い掛け声が聞こえたものですが、あの頃からと比べると静かになったような気がします。売り子のおっちゃん達の頭の鉢巻に万札が一杯ついていたのも懐かしい光景ですね。

ようやく、社殿にたどり着きました。
ご参拝をして、氷川神社の熊手を買い求めてみました。

こちらは古札集め所。役目を果たした熊手たちがたくさん帰ってきています。

熊手を買ったので次は境内にある摂社の宗像神社に行きます。
ここではこの日だけ「御種銭」というのを授けてくれます。
神職さんにお金を例えば1000円渡すと御種銭として500円金ぴかのキレイなお金を返してくれます。これを種にしてお金が増えるというものなのです。

この他に木彫りの大黒さんを授与してくれるのですが、翌年に必ず返しに来ないといけないのだとか。返せないと怖いので大黒さんをお預かりしたことはないです。
並ぶ大黒さんを見ると顔が磨り減っていたりと年季の入ったものもあって長い年月行ったり来たりとしているのだなぁと思いました。ピカピカの新しいものもあったので毎年多少のメンバー入れ替えはあるようです。

夜になるともっと賑やかになって身動きが取れないほどの人ごみになるのですが、上に気を取られてスリなどの被害にもあいやすいので昼間の方がのんびりできて私は好きです。

ここから師走は一気に加速して年末に向かいますね。