幸せになるために生まれてきたんだから

ライター＆インタビュアーの吉田豪さんが好きでネットラジオ番組の「豪さんのポッド」を良く聞いてます。とにかくトークが面白くていつも笑い転げています。吉田豪さんはタレント本マニアとしても有名なんですが、そこで絶賛していたのがこの本でした。

玉置浩二―幸せになるために生まれてきたんだから

僕が音楽人間だということをこの人はわかってくれてる」玉置浩二◎〈ワインレッドの心〉から〈プレゼント〉へ縲恊ｶい立ち、安全地帯のデビュー、スターダムを経てソロとして活動する現在まで、本人と関係者への取材をもとにミュージシャン玉置浩二の軌跡を追い、その巨大な才能の真価を明らかにする力作ノンフィクション。玉置浩二の特別寄稿も掲載。ニュー・アルバム『PRESENT』の発表とツアーに合わせて、待望の刊行です！

玉置浩二の自序伝ともいえる一冊です。玉置浩二は今まで自叙伝になるような本は上梓していないそうなんでこれが初の本になるのだとか。というかこの人本という本はほとんど書いたことがないそうな。そんなわけでこの本は本人が書いたものではなくて、志田歩さんというライターの方と玉置浩二との5年に及ぶインタービューから出来た本です。

吉田豪さんは番組中、面白おかしくエピソードをかいつまんで話していてくれたのですが、結構シビアな分析もあって非常に興味をそそられました。

田園という曲が出来たエピソードを聞いてスゴイと思ったというくだりがあり、そこが凄く知りたくて私は読んだのですが、読んで見て納得です。そして、どうしてこの曲が名曲になったのかというのも凄くわかります。
♪　生きているんだ　それでいんだ♪
という歌詞の意味が深いものだったからこそ、メッセージの強さがダイレクトに伝わってくるのだということが分かります。
安全地帯のファンとして読んでもこれまた損はないという内容が満載で嬉しかったです。

吉田豪さんのトークを聴きたい方はこちら↓
第48回『豪さんのポッド』
とにかく玉置浩二、凄いよ…
http://gosan.cocolog-nifty.com/pod/cat7752080/index.html
8分くらいから玉置さんについて話しています。

玉置さんは吉田豪さんが今一番インタビューしてみたい人なんだそうです。
実現するといいですね。