平将門公ゆかりの地を訪ねる

歴史上の好きな人物というと真っ先に出るのが平将門公です。
関東には将門公を祀る神社や史跡が数多くあるので機会を見てはお参りや見学に行っています。先日、神田明神に参拝に行きましたのでやはりここにこなくちゃいけないでしょうということでやってきました。
千代田区大手町にある「平将門首塚」です。
周りにはビルがいっぱい立ち並んでいますが、首塚だけは切り取られたように残っているのが凄く不思議な光景です。燈篭を見ると馬の彫り物が見えます。

こちらが首塚です。板塔婆の後ろに石燈篭が見えました。
周りにはカエルの置物が四隅を固めていて首塚を守っているかのようです。

墓前にはたくさんの花が供えられていて、境内も非常にきれいに保たれています。ビルの谷間にある場所とは思えないほどの静寂がありました。
参拝中にもサラリーマンの方たちがお参りに何人もいらしてました。信仰の厚さを感じるひと時でした。

次に向かったのは九段下にある「筑土神社(つくどじんじゃ)」です。
こちらは将門公と菅原道真公をまつっている神社です。
http://www.tsukudo.jp/gaiyou.html
北の丸スクエアやビル群の谷間にある神社でビルを抜けるとコンクリートの重厚な社殿があるという凄く不思議な空間でした。
 

将門公は道真公の生まれ変わりという伝説もあるそうです。


番外編・・・
木曜日に権現堂堤を調べていたら、ほど近くのお寺、浄誓寺に将門の首塚があるとのこと。行ってみました。
http://www.satte-k.com/kanko/kubituka/index.html
 

こちらに伝わる伝説によると討たれた将門公の首を愛馬がここまで運び葬ったのだそうです。本堂裏手の小高い丘の上に五輪塔がありました。