手ぬぐいタペストリー

手ぬぐいが好きで谷中やら浅草やらにいくとついつい買ってしまいます。美術館や博物館でも趣向をこらしたデザインの手ぬぐいがあってお土産に良く買います。
特に東京国立博物館の手ぬぐいは斬新なデザインが多くて大のお気に入りです。

安価なものですが、ダイソーなどで売っている100円ショップの手ぬぐいは惜しまずに何かを作るときに使えます。
手ぬぐいはタオルのように使う以外にもいろんな使い方があって、以前に作った「あずま袋」はすっかりお弁当袋の定番となり、友人にあげるプレゼントを包むときに使っても大変評判が良いです。それと旅行などの着替えを入れるには巾着袋を作り、紐をゴムひもにした体操着袋も凄く便利でおススメです。

そんな縦横無尽な使い勝手の手ぬぐいなんですが、素晴らしくいい柄に出会ったときはアート、一枚の絵のように飾りたくなります。
手ぬぐいブームのせいもあってかいくつかのお店で手ぬぐい用の額が売っているのですが、とても高価です。10000円くらいします。額より安価なタペストリー仕立てのものでも白木使いで1500円くらいでやはり値がはります。500円くらいでプラスチックのものがあるのですが、これは余りよいものとはいえません。

そんなわけで自分で作ることにしました。近くのホームセンターで買った檜の細い板を3本を手ぬぐいの上と下に絡ませるというもの。紐を縛って出来上がりです。90×2cmで@60円これを3本(真ん中で切って使います)と園芸用の麻ひもを使いました。
補強のためちょっとだけ裏は両面テープを張っておきましたが基本的には木と紐だけで充分にタペストリーになりました。

この三本束使いのタペストリーの作り方はこちらのブログを参考にさせていただきました。
笑八割、毒二割。 http://acoaco.exblog.jp/3141056/

今回は試作品なので手ぬぐいはダイソーの100円のものを使いました。大柄のものだったりすると映えそうですね。
出来上がりがちょっと寂しいかなぁと思ったので蕨にある河鍋暁斎記念美術館にて買い求めた絵はがきを拡大コピーして台紙を貼り手ぬぐい部分に貼り付けてみました。
この絵は「枯木二鳥図」というもの。カラスがとても粋です。暁斎の描く地獄太夫やら百鬼夜行の図柄の手ぬぐいが売っていたらとても欲しいなぁ。

調子に乗ってきたのでもうひとつ。こちらはL字型に加工してある檜の板があったので2本組み合わせると四角になります。先に作ったものと同じく手ぬぐいを絡ませて出来上がりです。

こちらの手ぬぐいも100円ショップで買ってきたもの。レンコンの図案が愛らしいです。