熱きコレクター魂に乾杯 秩父珍石館
秩父に来たら行こうと思っていたのが、秩父珍石館です。
http://www.din.or.jp/~chinseki/
秩父ホテルという廃墟になったホテルが見えたらすぐに右折をして、細い道を進むと見えたのが秩父珍石館です。お隣が岸和田という日本料理のお店です。
車を止めて入り口を見ると営業中なのですが、鍵がかかっているので岸和田さんに行き声をかけたら館長さんがいました。テレビで見たまんまの笑顔の館長さんです。入り口を開けてもらって早速中を見学します。
写真撮影は一階がオッケーとのことなのでちょこっと撮影させてもらいました。
ここは1700個以上(今はもっとあるらしい)の人面石などの珍石をコレクションしている石の博物館なのです。
これはブラックバラエティでお馴染みの人面石君のレプリカですね。すっかり全国区の貫禄ですわぁ。これ見た瞬間に頭の中で番組のテーマソングのオーロラ三姉妹の曲が自動再生されちゃいます。素敵すぎ。
後ろから水を注ぐと涙が出る石。
笑った石などいろいろ
2階には900個の石が展示してあって、館長さん自ら解説をしてくれました。
人面石ってホント喜怒哀楽の表情があって面白いです。
そして館長さんがつけたキャプションやら有名芸能人に見立てたものなど、面白おかしい。
マリリンモンローに見立てた石にはワンピースを着せてあげて足をつけちゃったり、カツラをつけた石には蚕の繭を割ってカツラにしているなどアイデアが素晴らしいんです。
石を載せる台座は桂などの固い木。この台座も全て手作りなんだそうです。
中にはおっかない般若とかもあるのですが、般若の石コレクターの人が持っていて奥さんに叱られて館長さんに送ってきたそうです。人面石について館長さんの見解は実に理論的で1700万年前の石に霊が宿るわけがないとのこと。良く霊がついているのでは?と聞かれることが多いそうなんですね。
一番奥には神童というブラックバラエティでお馴染みの人面石君が鎮座していました。
ホンモノはべろをちょっと出した感じでとぼけた顔で実に可愛いです。
人面石は全体的に思わずクスッを笑ってしまうものがとても多かったです。
それと棚の下から陰陽に見立てた珍石や木なども見せてくれました(笑)秘蔵の品なんですね。いやぁ自然の力って実に不思議だなぁと思います。
館長さんの解説はなんだか楽しくて思わず和んでしまいます。
いつまでもお元気でいてほしいです。