真夏の梅仕事 2008年度産の梅干しが出来ました。

梅雨が明けて土用の丑の日を越えたころの梅仕事といえば、一大イベントの土用干しです。
本などを読むと三日三晩土用干しすると書いてあります。しかし、ここ数年の天候不順を考えると突然の雷雨などどうも天候が読みきれません。週間天気予報などもホントあてにならない感じで、すぐに変わってしまいます。そんな7月の終わりに土用干しを開始しました。
7月29日(火)晴れのち曇り
ベランダに梅を載せたえびらを並べて、シソを別に干し、ビンの梅酢を日光消毒します。
朝はとても晴れていたのに、そのうち曇りはじめ午後に晴れてきました。天気予報の晴れのち曇りを信じていたのですが、雲が厚いような感じがします。夜には突然の集中豪雨もあって先行き大丈夫?とちょっと心配。夜は室内で新聞紙をかけて保存することにしました。

30日(水) 曇りのち時々晴れ
うちの裏側にお住まいになっている梅先生がいます。私の勝手に名づけた方のですが、毎年大きなえびら6枚分の梅をベランダで干している達人です。今年も梅仕事をされたようで梅先生も昨日より土用干し開始。途中天気が怪しいなぁと思っていたのですが梅先生が干していると思い外に出しておいたらやはり午後から暑い日差しが。さすが梅先生。以後の動きは先生に従うことにしました。

31日(木) 曇りのち晴れ
昨日よりは日差しが弱いものの晴れが広がっているのでそのまま干してゆきます。
梅先生も土用干し真っ最中

1日(金)曇りのち晴れ
3日たちましたがまだちょっと太陽光線を浴びさせたいなと思い、続行します。梅先生は土用干し終了のようで使ったえびらを洗って干していました。

2日(土)晴れのち曇り
久々の暑いなぁという一日でした。
一日中太陽を浴びた梅はすっかり小さくなっています。
梅も赤しそも表面に塩の結晶が出てきています。

3日(日) 晴れのち曇り
今日も天気が良いです。つまんでみるとすっと皮をつかめる状態なので干しあがりと判断。重量の計測をしても干し開始26グラムが17グラムまで減少してました。
午前中で梅を取り込んで保存ビンに入れて今年の梅仕事は完了です。

土用干しについては諸説ありますが、絶対に晴れを三日間と考えると土用干しも出来なくなってしまいますので、アバウトに1週間くらいの天気を見て雨が降らずにお日様が照ってのんびり干しあげればよいやと思った方が、ストレスを感じることなく楽しく土用干しが出来ました。雨が降った日には風通しの良い部屋に新聞紙などでえびらを包んでまた翌日晴れたら土用干しを開始すればよいそうです。