埼玉県立自然の博物館とパレオエクスプレス

9月の終わりの昨日、長瀞方面にドライブに行ってきました。
出発は午後という相変わらずののんびりスタート、2時くらいに関越自動車道の花園インターに到着し、道の駅の隣にあるJAに立ち寄り、直営食堂にてかけそばともつ煮込みを食べてちんたらりんと140号線を走り長瀞に向かいました。
そして到着したのが、「埼玉県立 自然の博物館」です。
http://www.shizen.spec.ed.jp/index.html

入り口でお出迎えをしてくれるのは天井に吊り下げてあるカルカロドン メガロドンです。太古のサメで、ホオジロサメの祖先だとか13mの体長にもなったそうです。

面白い趣向でスプーンをみると上にあるメガロドンの姿が写り込みます。

館内は埼玉の過去から未来へと題して、太古の生物、鉱物から現在の自然の再現となっています。長瀞秩父という日本有数の石を算出している場所だけあった鉱物、石の展示がたくさんありました。

これは狭山で発見されたアケボノゾウの復元模型です。ナウマンゾウも小さかったそうです。この大きさなら飼えるかもと思ってしまいました。

そして、今回やってきた目的であるモノが見えました。
埼玉の奇獣、パレオパラドキシアです。
骨格の復元

今から1500万年前は埼玉の大部分が海だった頃に秩父に生息していた生物です。ひゃーがに股で可愛いです。上野国立科学博物館や群馬県立自然史博物館にもあった骨格模型ですが、発見されたここ埼玉県で見るのは感慨ひとしおです。

そして、復元模型の後ろには1981年に秩父セメントの粘土採石場内で発見された標本があります。復元にあたっては3トンの岩石を収集し、二年間のクリーニングを施したのだとか。 実に見事です。

そして、右横になにやら可愛いものが。
拡大してみると、パレオパラドキシアの復元標本です。あぁぁゆるすぎな姿かたちです。
カバみたいですが、海獣です。

横から、後ろから。全てにおいてスキがありまくりで萌えました。持って帰りたいくらいの愛くるしさでした。
このパレオパラドキシアから名前をとっているのが、秩父鉄道が運行しているSL機関車のパレオエクスプレスです。
実は、博物館に来る時に上長瀞の駅手前の踏切待ちをしていたら偶然にパレオエクスプレスに遭遇。慌てて、車から降りて撮影しちゃいました。一日一往復をしているそうで調度三峰口から戻っていく途中だったそうです。

今度はパレオエクスプレスにも乗車してみたいです。