昔なつかしの「ぽん菓子」ぽん菓子屋五郎兵衛

自宅の近くにある、サイボクに行ったら駐車場に懐かしいものを発見。子供の頃、こよなく愛したぽん菓子の実演販売車ではないですか。

まさか、こんなところでぽん菓子の実演を見られるとは。
お父さん作っていて、お母さんが販売担当。まさに夫唱婦随の連携プレー。お母さんに手を広げてごらんと言われて両手を広げると試食用に手のひらいっぱいにぽん菓子をのせてくれました。ほおばるという感じで口に放り込むぽん菓子。ほんのりと甘くて、さくさくした食感が美味いです。駄菓子屋で売っているものより絶対に美味い、こりゃ最高。
  

おじさんは大きな樽で出来上がったぽん菓子にカラメルをまぶしています。おこしのような出来立ても貰って食べました。こっちもまた美味い。

一袋300円思わず買い求めてしまいました。

子供の頃、お米と砂糖を持って作ってもらった記憶が懐かしく思い起こされます。添加物の無い美味しいぽん菓子は今時のお子様たちにも大人気、年配の人たちも懐かしいと集まってきて大人気のようです。
 

ぽん菓子の大砲のような機械は今では日本で一つの会社しか作っていないそうで、メンテナンスも大変だそうな。後継者がいないのも悩みの種。ぽん菓子は出来上がる瞬間の爆発音を聞くと昔は子供が群がって集まりました。どこか懐かしく、そして優しい味わいのお菓子です。

お父さん、お母さんは70歳を過ぎてぽん菓子の実演販売をはじめたんだとか。お元気で気さくでここにいるだけで楽しい空間です。お客さんの笑顔が見られるこの仕事がとても楽しいそうです。もし、お近くでみかけたら是非、ぽん菓子買って食べてみてください。