東京国立科学博物館 上野のパンダ大集合

恩賜上野動物園にはもうパンダはいません。その代わりに国立科学博物館で歴代のパンダたちを見ることができます。今回、最後のパンダだったリンリンの剥製が出来たので歴代のパンダが全員集合しての展示が行われていると聞いてやってきました。
初公開!はく製リンリン -上野のパンダ全員集合-
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/12kahaku_news/index.html
場所は日本館中央ホールにて展示です。古い建物の階段を登ってゆくと展示がありました。

入り口でリンリンがお出迎えです。
 
これが初代、カンカンとランランです。
カンカンは茨城自然博物館に展示中とのことで、写真になっています。この夫婦パンダはいつみてもランランの方がオスのような貫禄があるなぁ(笑)

こちらがフォアンフォアンとフェイフェイ
 

そしてトントン トントンの横にいるのがチュチュです。
 

そういえば、ユウユウがいないなぁと思っていたらユウユウはリンリンと交換で中国に帰っていたんですね。
リンリンのお嫁さんだったシュアンシュアンもメキシコに帰ってますもんね。

まず見ることがない珍しいパンダの骨格標本
 

手はヒグマとほぼ同じやはりクマなんですねぇ。頭骨もなかなか大きい。

展示室の横には15分のビデオ上映があって上野のパンダ37年の歴代パンダの映像が流れていました。初代カンカン、ランランからリンリンまで全てのパンダを見てきた30代世代の私にとっては感涙ものの映像の数々に涙が止まりませんでした。パンダたちに本当にありがとうと言いたいです。
 

小さな子供たちも一緒にビデオを見ていて、「もう上野動物園にはパンダはいないの?」ととても寂しそうに言っていました。この子達は生きているパンダを見たことがないんですね。また上野動物園にパンダがやってきてくれるといいなぁと願います。