小布施の町並風景と日本のあかり博物館

土曜日の小布施には雨はしとしとと降り続いていました。
小布施の中心部のあたりを少しだけ歩いてみたのですが、町並みがきれいに整備されていて景観が素晴らしかったです。小路には木のタイルが敷き詰められていて、ドハデな看板があるお店もなく目に映る色合いがシックで美しいです。

栗が名産なので栗のお菓子のお店、小布施堂、桜井甘精堂、竹風堂の各店の本店がここにあります。小布施は栗の特産地としても有名ですよね。今回は各店の栗羊羹と落雁を買い求めてみました。落雁が赤エンドウマメが原材料なのですが、粉末にされて落雁になるとなぜか栗の味わい。昔から好きな和菓子です。お茶、お抹茶の他にブラックコーヒーにもとても合うのでついたくさん買ってしまいます。

お昼にはそば処、蕎花さんでおそばと天ぷらを食べました。雨のせいかお店もすいていました。

天ぷらはタラの芽がうどなどが乗っていて、あたたかいツユのそばもなかなかでした。
喫煙可能のお店だったので仕方ないですが、途中で隣の席の人たちの吸うタバコの煙が全部回ってきて味が半減。願わくばですが、お蕎麦屋さんは禁煙の方が嬉しいなぁと思いました。

シャトルバスに乗るまで時間があるのでもう一つ博物館に行ってきました。
にほんのあかり博物館
http://www.nihonnoakari.or.jp/
入館料は500円です。
中にはいるとたくさんの灯りを灯す道具が展示されています。火をおこす道具、火打ち石から始まり、皿あんどん、角あんどん、ちょうちん、蜀代、石油ランプなどなど、明かりを灯す道具はこんなにもたくさんあったのだと驚くばかりのコレクションです。
中でも面白いのはたんけいという空気圧の作用で油タンクになったねずみから油が火皿に自動的に補充されるもの。実際に使っているものが展示してありました。
こちらも見学者が私たちと後1組だけだったので、解説のビデオや灯りの明るさの体験なども見ることが出来てのんびりと見学ができました。
灯りの博物館だけあって照明が上手なのでしょうか。ホッとするような明るさが心地良かったです。時間つぶしにと期待をせずに入ったのですが、居心地が良く楽しめました。

晴れていたら、町をもっと歩いて探訪できたのになぁとはじめは思っていたのですが、雨の小布施の町もまた味わいがありこんな探訪も思い出に残りますね。

小布施にはまた来てみたいです。