京都旅行その5 晴明神社と一条戻橋

翌日は昨日の雨とは打って変わって晴れました。清清しい空が見えます。
そして向かったのが、平安時代陰陽師安倍晴明を祭る神社、晴明神社です。
http://www.seimeijinja.jp/
 

元々はもっと広大な敷地だったそうですが、時代を経て社地を削られてしまい今のようなこじんまりした神社になったそうです。とはいえ立派なお宮さんです。
鳥居には神紋の五芒星の桔梗印です。

小さな一条戻橋と式神の石像がありました。

道路を隔てて境内に入ります。
 

朝なのに参拝者の方がちらほら。女性の二人連れが多いのは歴史ブームはたまた陰陽師人気からでしょうか?
 

境内いたるところに五芒星が。社殿にてご参拝をします。

五芒星の提灯が素敵なコントラストでした。
 

安倍晴明銅像もありました。伝わる絵画に忠実なものですが、眼光の鋭さなどいい威厳のある雰囲気を良く伝えています。

この近くに阿倍晴明が式神12匹を隠していたという一条戻橋があるので足を伸ばしてみました。堀川をまたぐ小さな橋です。
 

平成7年に架け替え工事が行われてすっかり整備されています。

遊歩道があるので橋の下に下りることが出来るというので下りてみました。
 

橋のたもとです。ここに渡辺綱が腕を切り落とした茨木童子が隠れ、晴明の式神が住んでいたんだそーな。

面白い話としては、橋のたもとに住んでいた式神がそのまま忘れられてしまって河童になったという説もあるそうです。平安時代の都には鬼たちは恐怖の対象でありますが、反面実に生き生きとしていて私はとても好きなのです。

鬼に関する話については

に晴明のことや鬼のことが興味深い内容で書かれています。鬼ファン必読の二冊です。