京都旅行その8 狩野派の集大成、二条城

京都旅行の締めくくりに行ったのは世界遺産にも登録された二条城です。
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/
1601年に徳川家康が築城。
   

狩野派の豪華絢爛な襖絵などの装飾が贅をこらしてちりばめられている権力の象徴としての城です。
博物館などで襖絵を見るときには襖だけを持ってきて展示するのですが、ここは建物に実際にはめこまれている襖絵を見ることが出来るのがとても嬉しいです。
狩野派の集大成ともいえる金碧障壁画の美しさに圧倒されてしまいました。

ただ築城から400年もたってきているため、傷みも激しいようでところどころは修復作業をして保護しているのだそうです。修復の終わった黒書院の金碧障壁画は築城400年記念 展示・収蔵館にて修復された美しいものを見ることができました。

内部見学の後には周りを歩いて散歩してみます。
庭園が見事です。
 

高台を歩いてゆくと見えるのが天守のあった後の石垣です。5櫓の天守だったそうですが、1750年に落雷で消失してしまった後には再建されることはなかったそうです。
 

二条城の一番高い場所がここです。
大文字焼の文字が遠くに見えます。
 

お堀の水は鏡のように写りのんびりとした時間が流れていました。

この後に京都駅に戻り、一泊二日の京都旅行はあっという間に終わってしまいました。
京都は何気ない場所にも見所がたくさんあってとても楽しい町です。また是非これからも訪れてみたいです。