梅仕事2009 土用干し2日目

昨日に引き続き、本日も土用干しです。
今朝の狭山市は朝方は曇り空でしたが、午前10頃から太陽が見えてきたので外に出しました。梅酢に漬けた赤梅干しはビンから出して、白梅干しはそのままの状態で更に干しあげます。

雲が流れているので時折太陽がとぎれますが、湿度もなく案外と土用干し日よりなのかもしれません。あまりに熱いと梅干しが煮えちゃいますからこれも注意が必要なのです。

今日も無事に土用干し終了。午後4時に取り込みました。

梅干し作りにはジンクスがあるそうです。「梅干しを漬けたら3年間漬けないといけない」というものや、「梅干しにカビが生えたら病人が出る」などなど。
どれも全くの俗信なんですが、思い当たることがひとつ。叔母の家では毎年梅干しを漬けていましたが一度だけ作っている途中でかびたことがあったと嘆いていたのを思い出しました。
更に思い返せば、鬼籍に入った叔父が倒れて入院、長い闘病生活になった始まりの年だったのです。叔父のことで手一杯で、梅干しを見ている暇が無かったと言っていましたっけ。
そんなことを考えると、手間がかかる梅干しを作れるということは、家族にも何事もなく平和ということなんだなぁとしみじみ感じます。
今年も梅仕事ができて良かった。

梅干し作りをしていると、一日中家にいるのでおやつが食べたくなります。
今日のおやつは、梅シロップをたっぷりかけたカキ氷です。冷たすぎて幸せです。

梅の副産物の第二弾は紅ショウガです。
新ショウガが出回っているので、買ってきて皮をむいて一晩塩漬けにして、一日天日干しにして、梅酢に入れておきます。冷蔵保存で1ヶ月くらいすると紅ショウガのできあがりです。


これも市販の紅ショウガと比べるとしょっぱいですが、さわやかなショウガの味と梅酢の味がなんともいえなく美味しいものなんです。

皮ももったいないので、湯通しをして味噌とみりんと砂糖の甘味噌の中に入れてつけこみました。ショウガは皮に香りがあるのでショウガも漬けた味噌もご飯のおかずにぴったりなんです。


第一弾の副産物の赤シソも干しあがったのでミルサーで粉砕をしてゆかりにしました。
  

あまり粉々にしない方が美味しいと思います。

明日はいよいよ、最終日です。
晴れますように。