勝呂神社の茅の輪くぐり

昨日、熊谷方面から狭山市の自宅に帰る途中に坂戸市を越えた道沿いにたくさんの白い旗が見えました。
旗をみると「茅の輪くぐり」と書かれています。
思わず呼ばれてそのまま旗をつたって横道に入ってゆくと、神社が見えました。

勝呂神社というそうです。
崇神天皇の時代創建といいますから紀元前90年代ころの古い神社ですね。ご祭神は白山大神で1928年に加賀より勧請したそうです。

茅の輪くぐりの告知も手作り感あって良いですね。地元の人の生活に根付いたご神事なのだなと思います。

さて、境内に入ると素晴らしい茅の輪がかかっておりました。
境内にはテントが張られ、総代さんたちが訪れる人たちに丁寧に茅の輪のくぐり方を教えてくれます。
ありがたく茅の輪をくぐらせてもらいました。
八の字に右左回って最後に左を回って出てきます。回る時には蘇民将来と唱えながら回るそうです。

社殿は高台にあって、上から眺めると遠くまで見えます。
もしかしてこれは古墳だったのでは?と思って降りてきたら、宮司さんがいらしてやはりここは勝呂神社古墳というそうでいろいろ説明をしてくださいました。径50mもある大きな円墳だったそうです。

発掘時には石棺もみつかり石板は境内の脇に今でも見る事ができました。

人形も書かせてもらい納めてきました。
自宅用にミニ茅の輪を買い求めたので玄関に飾って蘇民将来の子孫として疫病を遠ざけ、健康を祈りたいと思います。

帰り際に総代さんたちに「また来年もいらっしゃい」と言われました。
和やかな雰囲気がすっかり気にいってしまいました。来年もお邪魔したいと思います。

詳しい情報は↓坂戸市観光協会HPにありました。
http://www.city.sakado.lg.jp/7,10955,28,154.html