ヤジマキミオの発泡スチロール立体アート展

8月の終わり、なにげなく見ていた日本テレビのスッキリで面白い催し物の告知がありました。場所は埼玉新都心にある埼玉スーパーアリーナの隣にある多目的スペース、けやきひろばで期間限定で開催とのこと。昨日、水曜日に行ってきました。

このアート展は発泡スチロール立体アート展です。作者はヤジマキミオさん。
川越在住の埼玉なアーティスト、ゲージツ家さんです。

開催場所はけやきひろば1階のプラザという場所。まわりは飲食店が集まるフロアなんですがここだけ不思議な異空間。
 

作品はタイトル通り全てが大きくて圧倒されます。
チンパンジー(高さ280cm)とブルドック(高さ180cm)
 

発泡スチロールとは思えない質感の表現の細やかな事。オーバーオールの皺なども実にリアルです。
発泡スチロールアートは、はじめに小さな試作品を作ってから大きな作品製作にとりくむそうで、試作品のものもありました。

これはジャイアントパンダ(高さ182cm)。

こっちは五円玉とカメレオン。

マグロもあります。切り身までリアルな再現。

そして、躍動感溢れる鳥獣戯画(カエル高さ230cm、ウサギ280cm)。
こういう立体的な再現方法があったとは!実に斬新。
 
 
ライトや見るアングルによっていろんな場面展開を楽しめますね。

皇帝ペンギン(高さ240cm)

私の一番お気に入りは、コビトカバです(高さ230cm)
 

手前には出来上がるまでの作品の様子や実際に触って良い、試作品もあり、一番小さなコビトカバを触らせてもらいました。これも凄くリアルに作りこんであります。
そして、念願の手のりコビトカバを体験。
 
ニスの光沢感がコビトカバぽくて良いです。今にも動き出しそう。

子供の頃からの夢をかなえるために50歳半ばに公務員を辞めてアート活動にまい進なさっているヤジマキミオさんの熱意が伝わってくるような実に楽しいアート展でした。
これはもう好きでたまらないという人が作る作品ですね。


ヤジマキミオ 発泡スチロール立体アートHP
http://homepage3.nifty.com/kerokero2009/list1.html