栃木県西方町、福正寺の踊躍念仏

11月の半ばになりめっきり寒くなりました。寒さを通して見も心も引き締めよと自然が教えてきてくれるかのように思えてきます。
そんな晩秋の11月23日に栃木県の北関東道上都賀ICに程近い西方町にある浄土宗のお寺、福正寺さんにて踊躍念仏が披露されます。踊躍念仏披露は今年で3年目です。

平成20年の様子 http://d.hatena.ne.jp/monksiiru/20081124
平成21年の様子 http://d.hatena.ne.jp/monksiiru/20091124
 

天気は午前中は雨でしたがこちらの副住職さんは晴れ男らしく午後には雨は上っていました。そういえば、過去2年間も晴れでしたね。
午後2時になり厳かに始まりました。来場者は100人以上を越えて堂内は満員です。
まずは法要です。
  

法要が終わった後にいよいよ踊躍念仏の披露です。
今年は僧侶の数も9人となり、また、阿弥衣十領・蓮華袈裟十肩・鉦支などもしつらえての披露とのこと。とても楽しみにしておりました。
読経が始まり、鉦の音が鳴り響きます。
はじめは静かにそして、

 
 

鉦を打ち鳴らし徐々に激しい動きになります。

  
 
 

最後にはまた静かな動きになり終わります。
 

踊躍念仏は僧侶の修行として行われていたそうです。
写真だけでは伝わらないので動画入れてみました。

サラウンドのように鳴り響く鉦、リズミカルな読経が堂内を包みます。
御前にかかる一向上人のお姿も踊っていらっしゃるような感覚にも思えるほど。

本当に素晴らしかったです。

披露が終わった後に説明をされる副住職さん。

また、来年も見にゆきます。