東京国立博物館 法然と親鸞展
途中の国立科学博物館のシロナガスクジラ。
秋空に大きく、シッポを振り上げています。
東博に到着です。
平成館の横から見えるスカイツリーも良く見えます。
さて、お目当ては
今年最後の特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」です。
法然は浄土宗宗祖、親鸞は浄土真宗宗祖なのですが、今回初めて合同開催の展覧会になったそうです。
中に入ると年齢層がめちゃめちゃ高いようなw
それと僧侶の方も結構いらっしゃっていましたね。やはり宗祖ですので信仰している信徒の方たちにはたまらない企画なのでしょう。
展示物は多岐にわたり、お姿の絵や像やらが京都の知恩院をはじめとして名宝がたくさん展示されていました。阿弥陀如来の仏像はとても美しかったです。
面白かったのは法然コーナーと親鸞コーナーでわけており、小さなシールがついていてどちらの縁の品かすぐにわかって見やすかったです。
今回は私は一枚の絵を見るためにきたようなものでした。
それは知恩院蔵の「阿弥陀二十五菩薩来迎図」です。
阿弥陀様が二十五人の観音菩薩たちと信徒を迎えに来る図なのですが、別名「早来迎」といわれるそうで、阿弥陀様たちが乗っている雲のダイナミックな様子がスピード感に溢れている静の図というよりも動の図だと思いました。
こんな風にお迎えをしてもらえたら本当に幸せだろうなぁと思います。