狭山の桜とお地蔵さん

気がついたら桜が開花していました。
今朝、会社に来る前に自転車で自宅近くの荒川土手のサイクリングロードまで行って一人お花見を楽しんできました。
雨上がりの青空に桜が映えます。



公園の象さんもお花見中w

橋の手前の土手の桜並木は圧巻の満開です。



ウチの近くの公園に一本だけある桜。
 
  

満開の中で緑の人も桜を満喫していました。

さてさて、桜が咲く前の3月29日に相方の父、義父が亡くなりました。
昨年の3月に肺がんが見つかり入院、その後退院をして抗がん剤の治療を受けていました。そんな身体でも畑仕事も再開して昨年の夏には今までにないくらい美味しいスイカを作ってくれて届けてくれたりしていました。
畑から取ってきてくれる新鮮な野菜を届けてもらうことが本当に楽しみでした。
抗がん剤の治療で身体が弱っていた中でも畑仕事を欠かさなかったので、以前のようには無理とはいえ元気になっていると思っていたのですが・・・・。

今年になって1月に肺炎で再入院をして院内でインフルエンザが流行したために回復前に退院。自宅療養になり時間はかかったもののなんとか回復。しかし3月になってまた発熱、熱が下がらずに22日に緊急入院。
肺炎と診断され入院してからは酸素吸入をしながらも話したりできていたので29日に亡くなるとは誰も思っていませんでした。

その後は慌しく、4月2日の夜に通夜、通夜の前に納棺に立ちあったのですが、納棺師の方が丁寧に義父のためにあの世のしたくを整えてくださいました。
そして、仕上がった顔を見て誰もが思ったのはお地蔵さんでした。余りに安らかなのでお地蔵さんに見えてしまったのですねぇ。人柄がよく出ていた良相の顔になっていました。

翌日の3日は大荒れの台風のような天気の中、告別式を終え、荼毘にふされて自宅に戻ってきました。

そんなこんなで今にいたるわけですが、余りにも突然であっという間に逝ってしまったので残された家族にとっては未だに実感がわかない状態でもあります。
せっかちな性格だったのであっという間に天国に行ってしまったのだなぁと思うのですがねぇ・・・。
もっといろんなこと話したかったし、ホント残念でなりません。

この桜が天国の義父に届きますように。
じいちゃん、ありがとう、達者でなぁ!