10年ぶりにハリウッドから破壊神来襲「GODZIILA」

http://www.godzilla-movie.jp/

今年の夏、いちばん楽しみにしていた映画です。
2004年の「ゴジラ FINAL WARS」を最後に日本での制作は終わってしまいました。
そして、今夏10年ぶりの眠りを破ってゴジラが復活しました。
残念ながら日本での復活ではなく、ハリウッドでの映画化でしたけれどファンにとってはスクリーンで暴れるゴジラが観られるということは無常の喜びです。

金曜の夜に相方と二人で映画館に足を運んできました。

20時半からの上映で2Dです。今回は3Dもあるのですが、やはり2Dから観ないとですね。

お客さんはといえば、半分くらいの入りでしょうか。
最後の頃のゴジラシリーズの観客数を思い出せばまずまずの入りで良かった。

上映時間は135分と長めではありましたが、途中だれすることもなく一気に最終章まで見てしまった感じです。
ヒューマンドラマあり、怪獣バトルありとストーリーも飽きず映像も良くて楽しませてくれました。
一番うまいなぁと思ったのはゴジラがなかなか出てこないところ。
海を泳いでいる背びれだけのショットだったり、街を破壊している足や尻尾だけとか、上陸したときもスクールバスのガラスに映る姿だったり・・・・出し惜しみをして期待感高まります。そして、いよいよのところで出てくるともう「おぉ!」って感じでイイ!!
日本版と比べて今回のゴジラはちょっと寸胴でカメっぽい感がありましたけれど、98年の筋肉マッチョアメコミゴジラに比べてみたら日本版ゴジラをしっかりとリスペクト、継承していて素晴らしいです。
ゴジラの存在位置も1954年の第一作の「ゴジラ」踏襲しているので恐怖、畏怖、予測不能という部分を全面に押し出す破壊神としての存在感充分でした。
そんな頑張るゴジラの敵はといいますと「MUTO」ムートーというゴジラと同時期の怪物が復活したという設定になっており、なんとオスとメスの2匹でつがいなんですよ。
ムートーちゃんたちは仲良し夫婦で遠く離れていながらもお互いを呼び合いそしてサンフランシスコで合流。交尾をして卵産んでしまいます。
ムートーのフォルムはなんだかどこかで見たような??エヴァ使徒とかガメラとか?そんな感じ?
それと私だけなんでしょうけれど、オスとメスの怪獣が出てくるというとアレ。
まっちゃんの特撮映画「大日本人」の匂うの獣を思い出してしまいました。
個人的にムートーの夫婦愛に泣けました(笑)


2Dでこれだけ楽しめたので3Dでも見てみようかなぁと思案中です。
パンフレットも充実内容で読み応えありました。