上野動物園 ガイドツアーに参加してみました

若冲展を堪能した後は、東京都美術館のお隣にある上野動物園に行ってきました。いつもの正門から入ろうとしたら只今耐震工事中で入場が出来なくなっており、脇にある入口が臨時の入場口となっていました。
パンダでも見て帰ろうかなぁと思っていてブラブラと歩いていたら、園内放送があって11時からガイドツアーがあるとの告知。では行ってみようかということになり、参加することにしました。

ガイドツアーでは毎回テーマが決まっているそうで「絶滅のおそれのある動物」というテーマになっていました。
参加者は15人くらいで、中高年の御夫婦が多かったですね。のんびりとガイドツアーがはじまり、まずは人気者のジャイアントパンダからスタートです。


そして、お次はインドゾウ、調度お食事タイムに立ち会えました。

こちらはインドライオン、メスとオス毎日交互に展示しているそうです。

シロテナガサル。森がパームヤシのプランテーションに変わってしまい、彼らの住む場所がどんどん減ってゆき激減したのだそうです。

そしてスマトラトラ


ここでふと気が付くのですが、動物園にいるおなじみの人気動物って、絶滅の恐れがあるものが多いのだなぁと・・・。

ガイドの職員さんの話はとても興味深いものが多く、皆さん熱心に聞き入っていました。私たちは少し前に若冲展を見てきたばかりなので、若冲の描く動物と本物動物との比較が出来てこの見比べがとっても楽しかったのです。特にシロテナガザルの檻の中に一緒にいた孔雀が、良いタイミングで羽を広げた姿は、まさに若冲の描いた孔雀図そのもので改めて若冲の画力に気づかされました。
今回の動物園探索はいつもよりも、二倍楽しめた感がありました。