俺は砂漠より乾いてるぅ♪

80年代に不埒な大人の恋を夜のとばりに漂うように歌っていた安全地帯のファーストアルバムです。

「ワインレッドの心」が売れてアルバム「安全地帯Ⅱ」から買ったのでかなり経ってからこのアルバムを買った記憶があります。
初めて聞いたときの感想は?アレなんかちがうぞい?という感じでしたが、井上陽水松井五郎も参加していなかったのですからこれが安全地帯の原点なのだろうなと思います。

リメンバー・トゥ・リメンバー

リメンバー・トゥ・リメンバー

01.ラスベガス・タイフーン
02.ラン・オブ・ラック
03.エイジ
04.イリュージョン
05.サイレント・シーン
06.オン・マイ・ウェイ
07.ビッグ・ジョー
08.リターン・トゥ・フォーエヴァー
09.冬CITY―1
10.エンドレス
11.アイ・ニード・ユー

タイトルの出だしは1曲目の「ラスベガスタイフーン」です。
骨太な音と歌詞でエキゾチックイメージにしびれます。私はこの曲とても好きです。2曲めのラン・オブ・ラックに入るタイミングもいい感じで、3曲めの「エイジ」はシングルにして欲しいと思うくらい好きな切ない曲です。
6曲目はシングルカットされた「オン・マイ・ウェイ 」これは一本に真っすぐに伸びた地平線の見える道路を走りながら聞きたい気持ちのよい曲です。
全体的な感想としては歌も演奏も上手いからやっぱり実力あったんだなというのを再認識させられた感があります。
好みあるとは思いますが私はロックしてる安全地帯もかっこいいです。

おまけとしては・・・この時代はアフロ全盛期ですので、アフロ姿の玉置浩二が見られます。猫も杓子もアフロ時代だったんですねー(笑)

2002年、2003年に再結成されたコンサートに行ったんですが、相変わらず上手かった。玉置浩二の歌もいいし、メンバーの演奏も上手いのでいい意味で安心して聞きほれました。一番印象に残ったのがみんなとてもいい年のとり方をしていたことですね。<かっこいいおじさん>ていう言葉がぴったりでした。