下妻物語

昨日、家に帰ったらテレビで放送していたので何気なく見ていました。
どんな映画かはあまり良くわかっていなかったのですが、<下妻>というマイナーな茨城の地名にグッときたのが真相ですね。

何年か茨城に住んでいたことがあるので妙に懐かしいなーと。
ストーリはもうはちゃめちゃです。ベテラン役者陣がいい脇を固めているでこれもありだなと納得しちゃうところが凄い!

茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」という発言をしたフカキョン嬢をTVで見た中島哲也監督がキャスティングしたことで、この映画の成功はほぼ約束されたようなものだ。「ロココ調の18世紀のおフランスに生まれたい」と懇願し、あぜ道をヒラヒラファッションと日傘で、牛のウンコふみながら歩く桃子とフカキョン嬢は一卵性双生児ではないかと思えるほどのハマリ役。その彼女を生かすため、中島監督は全編をコミックタッチで演出。色があふれそうな映像のトーンとハイテンションなキャラクターたちが火に油を注ぎあい、鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作。(斉藤守彦

そして感想は「面白ーい!!!」
桃子のロリータファッションは似合いすぎで可愛いし、イチゴのヤンキーファッションも茨城仕様で笑えますが見ていると「結構、いい感じかも?」と錯覚を起こしてしまうくらいで似合ってます。とくかく二人がキュートでたまらなくステキです。女の子の友情というテーマを対極した位置(ロリータ、ヤンキー)の二人が分かち合うというのがドラマだなーと。

ポップな色合いの映像とそして、ピーカンの下妻の空が見終えた後に印象に残ります。

小さな小さな下妻という茨城のド田舎の町での出来事なんですが、エピソード一つ一つに引き込まれてしまって笑ってホロリとさせれてちゃいました。

>鑑賞後には根拠のない前向きなイケイケ感を噛みしめてしまう傑作

私も見終えた後に妙に前向きになれました。
たしかに根拠がないんですがね(笑)
元気の出る映画ですね。

下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉 [DVD]

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クライマックスの決闘シーンで背景に出てくるのは仏像マニア必見の
牛久大仏」です。

私の大好きなHP「珍寺大道場」に牛久大仏様のありがたーいお姿と内部レポが載っています。↓
http://www41.tok2.com/home/kanihei5/usiku.html

エンディングの曲は
「タイムマシンにおねがい」でした。
桃子とイチゴみたいなステキな友情を探しに行けたらいいなーと思いつつ聞いてました。

ゴールデン・ベスト

ゴールデン・ベスト

しかし、この曲はカバーで何年かに一回は復活しますね。前回は霧島かれんがボーカルでしたっけ。

ロココの精神で本日も心もおおらかに生きましょう。