図書館について

昨日は休みだったので久々に図書館に行ってきました。
私は図書館が大好きです。引越しをして住まいを決めてまず探すものは図書館っていうくらいの図書館フリークです。

市町村によって図書館事業のサービスもピンからキリまで。
ちなみに春日部市は図書館事業は余り充実していなかったので、よくお隣の岩槻の図書館を利用しておりました。蔵書もこちらのほうが多いし、本館のほかにも分舘が近かったので便利でよかったです。

そして、現在、住んでいるのは上尾市なんですが、ここは本館のほかにも8舘の分館がありどこからでも取り寄せ可能で本がたくさんあるのがありがたいです。今年から始まったインターネットサービスでは蔵書検索がネットでも出来るので本を探しやすく、また本の予約もできてとても便利になりました。

いつもは分館を利用しているのですが、昨日は本館に行ってきました。1階が児童書コーナーで2階が一般の書架コーナーになっています。
全国神社名鑑という恐ろしく思い本を持って机で調べものをしていました。
こういう本は値段も恐ろしく高いし、絶版になっている場合も多々あるので図書館の存在というのはあなどれません。稲生物怪録などもここで発見して読めました。

机に座っている人を見回してみると本を読む人、本を資料にして勉強する人、電卓をひたすらたたいている人などがいました。イスコーナーもあるのですがこちらは中年のおじさんたちがお昼寝をしていたりしています。いつの頃からでしょうか?図書館に来ると中年の男性がお昼寝をしているのを見かけるようになったのですねー。

調べものが終わって本をいくつか借りようと貸し出しカウンター行くと、前のワゴンに展示がありました。

「本を大切に扱ってくださいというお願い」と題して

オレンジページの料理レシピページを切り抜かれたもの。
英語のテキスト本を真っ赤なマジックで線引きや書き込みがビッシリとしてあるものが置いてありました。実際の被害にあった本だそうです。

図書館の本というのはいろんな人が読むものですから、書き込みをしたり切り抜きをしたら次の方が読むのに困るのです。こういう被害って後をたたないのとか・・・・

推理小説で読んで10ページくらいで鉛筆で「犯人は○○」って書かれていた本を読んだこともありますがあれは正直凹みますよー(苦笑)
それと鉛筆やペンで線引きしてあるのは日常茶飯事だし、酷いのになると感想文つきです。作者の悪口なんかもありました。

本の未返却も多いとか。カウンターで読みたい本のシリーズ最終刊がないので調べていただいたら、全刊購入していたのに最終刊のみ行方不明となってしまっているのがわかりました。絶版本なのでなにやら確信犯の気もします。
図書館のサービスで埼玉県の市立図書館、県立図書館で捜索して貸し出しをしてくれるシステムがあるのでそちらをお願いしました。最寄の図書館に本がなくてもこんなサービスで本を探してもらうことも出来るのです。

ちなみに周知の事実ですが、料金はタダ、無料なんです。
本の貸し出しのほかにもCDも借りれますし、DVDの鑑賞もできます。
これも無料です。

ほーんと私にとっては図書館さまさまなのであります。
図書館事業を縮小するとか民間に委託などの話も各地であるそうですが、本を好きになって読むようになったきっかけも子供のころに行った図書館が始まりです。いつまでも存続して欲しいと願います。