REALISTIC

土曜日に大宮東口ブックオフを散策中に発見しました。250円。
稲垣潤一のアルバム「REALISTIC」です。

REALISTIC

REALISTIC

01 UP TO YOU
02 1ダースの言い訳
03 A Glass Of The Sorrow 
04 April 
05 ビコーズ・オブ・ユー 
06 愛のスーパー・マジック
07 彷徨える街 
08 バチェラー・ガール 
09 風になりたい夜 

発売は1986年3月、レンタルレコード店で借りてカセットテープにダビングをしました。1曲目の「UP TO YOU」のアップテンポなメロディはハイトーンの稲垣潤一の声と合いまって素晴らしいさわやかさを見事に表現しています
。2曲目の「1ダースの言い訳」を聴くと当時、SANYOおしゃれなCDミニコンポっていうのが発売になりCMソングでやたらとこの曲がテレビで流れていたのを記憶しています。確か、12万円くらいだったのですが、当時はCDコンポというのは凄く高かったので値段的には活気的なものだったんですね。色は赤だったと思います。そういえばこの時代のころのカセットデッキとかって何故か赤が非常に多かった記憶があるのですよね。時代のはやりだったんでしょうか?
それと、友人がこの曲のサビが「1足すの2足すの」って聞こえると良く言っていたのを久しぶりに思い出しました。

04曲目の「April」もSANYOおしゃれなテレコU4CDとうダブルCDデッキのCMソングに使われていました。確か女の子が足をたたいて曲に合わせてリズムとっているそんな映像だったと思います。友達とよくマネして歌っていたんで妙に記憶が(笑)
このCM曲2曲で結構、私の周りでは知名度が凄く上がり逆スライド方式で発売済みのアルバムを聴きだす人が増えました。
そして、「バチュラーガール」詞:松本隆、曲:大瀧詠一、編曲:井上鑑 の豪華人参加で横浜ゴム「アスペック」CMソングです。この曲は雨が降ると思い出す私の稲垣三部作です。
「雨のリグレット」「レイニーロンリネス」「バチュラーガール」稲垣ワールドの雨ってなんだかすごくドラマがあるんですよね。
最近になって井上鑑さんが編曲と実は知ったのですが、名曲ですね。

CM使用曲3曲という中に埋もれてしまいますが、07「彷徨える街」は隠れた名曲で切ない男心がたまらなくかっこいい一曲ですし、09「風になりたい夜」も凄く心地のよいバラードです。聴いていると80年代の思い出はたくさん思い出せてしまうのもこれまた楽しいです。あの頃はGBとかベストヒットなんて買ってました。

稲垣潤一の癖のないハイトーンボイスの良さが凝縮されたようなアルバムだと思います。