モンゴル料理を初体験

21日、土曜日にB級スポットを愛する方々達と新年会を開催しました。
総勢15名の宴の開催場所はJR山の手線、大塚駅北口徒歩2分の場所にあるモンゴル料理のお店「チンギス・ハン」です。
ここの料金システムは3.800円(2時間コース)または4.500円(時間無制限)のどちらかを選んで後は飲めや食えやの飲み食べ放題というありがたいシステムなのです。
チンギス・ハン 公式HP
http://www.chinggis.jp/modules/tinyd1/
※ 東京店のほかに福岡にも支店があるそうです。

夕方6時に集合。15名でぞろぞろとお店のドアを開けて靴を脱いでビニールノレンみたいなのをめくると中はなんと、天幕!モンゴルの住居で「ゲル」というものなのだそうです。
きらびやかな天幕の壁にはなにやらコスプレ衣装が?店員さん促されてみんなで着てみることになりました。ここでは70着のモンゴル衣装がそろっていて着用して食事を出来るのです。みんな楽しそうに衣装選んでます。しかし色鮮やかなものが多いですねー。着ている洋服の上から被ってしまうから着替えもその場でオッケー。

ということで不肖、私、もんくしーるもモンゴル衣装にお着替えです。

着替えが終わったところで飲み物の注文。これはモンゴルのビールなのだそうです。飲んだ人によると独特の味がして日本のビールとはちがうとのこと。

他にはミルク酒、(匂いかがせてもらったらヨーグルトのような香りです)、ウォッカ(38°・40°・96°の3種類)96度はそのまま消毒用アルコールのごとく喉を焼く強さだとか。ビールや日本酒、サワー、焼酎などもありました。
私は下戸なので気になるのがソフトドリンクなのですが、・ハラ茶・スィタイ茶・アラシャン茶があり、ハラ茶はプーアール茶と紅茶の真ん中のような味、アラシャン茶はドライフルーツで味をつけたお茶でこれが最高に美味しかったので何倍もお代わりお願いしてしまいました。是非、発売して欲しいくらい優しい甘さの味わいのお茶です。
飲み物をあーだこうだと楽しんでいるうちに料理が続々とやってきます。記憶にある限りを書いてみると・・・多分もっとたくさん出ました。

モンゴル風サラダ、モンゴル風の漬物 さっぱりした味ですっぱくないのですね。
石焼肉(牛肉)、やわらかい牛肉が熱々の石焼器に入って出てきます。
チーズ焼き 、小麦粉の生地の中にチーズが挟まったものほんのり甘い。
チャンスンマハ(羊の骨付きまるごと塩茹で)、 豪快に大皿にどかんとくる羊の塩茹で肉、ナイフで切ってとりわけました。やわらかくてとろけて美味しい!
餃子(羊肉)、 羊餃子初体験でしたフムフム不思議なお味。 
セロリ春雨炒め(豚肉)、 これはクセになります。セロリが好きなので気に入ってしまいました。
モンゴル岩塩おにぎり、ちょっとしょっぱいシンプルなおにぎりです。
羊肉の入った岩塩チャーハン、初めての体験でしたが美味しかったです。
そのほかにもショウロンポウのような羊肉の入った蒸しものや、揚げ餃子(羊肉入り)、鶏肉の炒め物などたくさんのお料理が出てきてまさに宴会という感じでした。
遊牧民の食文化ならではなのでしょうが、しっかりと脂がのっているのと塩気を感じましたが、味付けは非常にシンプル。くどさはないので日本人には食べやすいと思います。

料理をつつき、酒を酌み交わしながらお店の人が宴を盛り上げてくれます。「マイナイディーレーレー」というおもてなしの歌を歌いながら、スタッフがお客さんを無作為にみつけてウォッカ(96度?)を薦めてお客さんが一気飲みで盛り上がる。そしてまた歌を歌い次の標的?じゃなくてもてなし客を立たせてウォッカを・・・の繰り返しで歌を歌いながら掛け声かけたり、と全てのお客さんが一体となって楽しめました。

そして、本日のメーンイベントはモンゴル相撲です。
モンゴルの衣装に着替えをしてモンゴル戦士たちが繰り広げるのは「腕相撲」。

この日は私たちのメンバーに最強の男「ラオウ」がいたので次々に立ちはだかる挑戦者を秒殺、瞬殺していました。モンゴル相撲の衣装って今、見ると露出が多いですね(笑)
これも大盛り上がりでした。

スタッフはモンゴルの方なのですが、お客さんも見回してみるとモンゴルの方がちらほらいらっしゃるようでした。まさに異文化交流ですね。

モンゴルというと思い出すのは小学生のときに教科書で習った「スーホの白い馬馬頭琴の話になってそんな話をしていたら、なんとこの場を盛り上げてくれたスタッフの方のお名前がスーホさん!と判明、素敵な好青年でした。もう一人いたお兄さんもまた盛り上げ上手で人懐っこい。モンゴルの方は笑顔が素敵です。

今回は食べ物の写真が余り撮れなくてすみません。心底楽しんでしまったのが理由です。外は雪が降りそうな寒い東京でしたが、チンギス・ハンのゲルの中は真夏の熱帯のように暑いモンゴルナイトでした。