SHAKATAK、シャカタク

ドライブに似合うアルバムっていうとベタといわれようが、あざといといわれようが、未だにシャカタクを聴いてしまうわたしです。

80年代に散々聴いてこの時代を生きた人たちなら曲名はわからないくても聴いてもらえば「あぁあの曲ね」と思い出してもらえること請け合いです。80年代には例えばカフェバーとかちょっとこじゃれたところでは良くかかってましたから。
「ナイトバーズ」や「インビテーション」などが代表曲なんですが、TBSドラマの「男女七人夏物語」や「男女七人秋物語」の挿入曲で使われたことで記憶に残っている方が多いのではないかと思います。
ドラマの世界観がクールな都会のお洒落な男女七人が織り成す恋愛事情を描いたものでした。バブル時代の生み出したトレンディドラマってやつですね。当時みんなあこがれたライフスタイルがそこにってな感じだったような記憶があります。ウォーターフロントのマンション、今のお台場あたりだったかな?海が見える景色。この海ってのがお洒落さんは決してガシガシと海猿のように泳いじゃいけない海なんです。インテリア、アクセサリー的な自然が人口の建物の添え物のようにあるのという都会の世界なんですね。漁船なんかも潮干狩りももってのほかあくまでも人口の湾に囲まれた「愛でるためだけの海」なんです。そんな80年代を代表する都会感とお洒落さを表現していたのがシャカタクの音楽とリンクして見事にマッチしていました。

THE BEST 1200 シャカタク

THE BEST 1200 シャカタク

この1200シリーズ値段も安価でおススメです!

長らく聴いていなかったのですが、このベストが出たので買って15年ぶり以上に聴いてみたら確信犯的といわれようともやっぱりこの世界観はイイ!爽やかな朝から夜の闇まで全ての時間帯のドライブのお供に最強な一枚なのです。
このアルバム、ただいま、ヘヴィーローテーションしまくっております。

おまけ・・・・
カラオケでどこかのメーカーでナイトバーズを発見。
演奏がやたら長くてちょいとのボーカル、休憩するには調度よいバランス(笑)しかも聴き入ってしまったのでした。恐るべし、ナイトバーズ。

ファーストアルバムを久しぶりに聴きたくなりました。

ナイト・バーズ

ナイト・バーズ

私は80年代を代表したトレンディドラマっていうのをほとんど見ていません。「男女・・・」はたまたまシャカタク起用でちょっと見たという程度。使われた曲が狙っているものだったので上手い使い方だとは思いますが、ドラマ自体の世界観のバーチャル的な部分にリアリティを感じない、いいようもない浮き足立ったお気楽さや軽さが馴染めなかったというのが正直な感想でした。

だって昔から海はガシガシ泳ぐもんですもん(笑)
浜では寝そべって砂まみれになるのが正しい自然との付き合い方です。アルバムは売れたけれど、シャカタク=軽いというイメージはちょっと悲しいとは思うのですが・・・。もうちょっと正当評価されてもいいと思うアーティストだと思うのですが。