ネバリゴシの「おやき」

先日、岩手の友よりいただいた特産品セットの中に私がこよなく愛する禁断の白い粉がありました。なくなるともう手が震えて禁断症状が出るくらい愛しています。
その白い粉とはネバリゴシという岩手県、東北農業研究センターが開発した小麦粉。色は真っ白ではないですが、名前のごとく粘りが凄い。この粉は中力粉ですがパンも出来ますし(これでフランスパンを作るのが最高です)うどん、ひっつみなどにも最適です。味がいいからまた食べたくなるのですね。小麦粉というとカナダ産やアメリカ産などが主流ですが、どっこい国産の小麦粉の底力って素晴らしいというのを体感しています。この小麦粉使うと外国産使えなくなるのが困った悩みです。もしお店でネバリゴシを見かけたら是非買ってみてくださいね。おススメします。

そんなネバリゴシを使って本日は長野県の郷土食「おやき」を作ってみました。
おやきは以前に長野に旅行に行ったときに一回だけ食べたことがありますが、野沢菜、切干大根などを小麦粉の生地で包み焼いた素朴なものでとても美味しかったのでいつかチャレンジしてみたいと思っていました。そんなわけでチャレンジ開始です。レシピはネットでみたものを参考にして作ってみました。
中力粉に、塩、サラダ油、熱湯を入れて混ぜて30分程度ねかします。
生地が出来るまでに中の具を作ります。
本日は2種類
ナスの味噌いため・・・さいの目切りにしたナスをサラダ油でいため、味噌と砂糖で味付けをして最後に鰹節粉を入れました。
ナポリタン風オニオン・・・たまねぎ、ベーコンをいためて塩、胡椒で味付けして最後にトマトケチャップで味付け、プロセスチーズは小さく切って包むときに入れます。
30分たったら10等分にして、麺棒で生地を薄く延ばして具を包みます。
今回はフライパンで弱火で焼くのと、蒸し器で蒸すもの2種類を試してみました。
さて出来上がりです。


ナス味噌 

ナポリタン風オニオン

蒸したもの

ナス味噌は非常に良く会います。ナポリタン風オニオンも美味しかった。

蒸したものはモチモチとしていておやきというよりは餅のようですがこの食感は食べやすくていいかもしれません。
ネバリゴシでフランスパンを焼いてみました。
これぞ小麦粉という味わいが美味しいです。

おやきって何を入れても良いらしいので、肉じゃがとかあまったら入れて作っても美味しそうな予感なので次回試してみようと思います。

郷土食繋がりで北海道のおやつ「いももち」も作ってみました。

ゆでたジャガイモに片栗粉いれて焼いたものにみたらし餡を合えたもの。
むかし、良く友人達と行った「いろはにほへと」という居酒屋さんであったメニューだと思い出しました。なんだか懐かしいです。