秋晴れの空と干物

火曜日に岩手の太公望の友人から海の幸がたーんと届きました。牡蠣にホタテにアイナメ、昆布、なーどなど。その中に入っていたのが、友人が海で釣って来て活け締めにしたヒラメさんとカレイ。
それはそれはすばらしい到来物なので干物を作ってみました。

ところでヒラメとカレイの違いってなんなの?と思っていたらお腹を下にしておいてみて、左に目があるのがヒラメ、右に目があるのがカレイなんだそうです。
ちなみに私全くわからなかったので今回初めてまじまじと観察してみました。
ホーントにそうなんでビックリ。中にはこの法則が当てはまらないもののあるそうですが、おおむねそうらしいです。
ちなみに友人の見分け方。口に指つっこんでみて怪我をする(痛い)のがヒラメ、痛くないのがカレイだそーな。言われてみるとヒラメには鋭い歯がついているのでこれもアリ?でしょうか。

干物を作り始めます。
魚の内臓を取っておきます。水1リットルに対して塩10グラムの塩水を作ってトロ箱に入れておいて、魚を入れて漬け込みます。途中で裏返して、小さいのは30分、大きいのは1時間つけ込みました。

水気をよく拭き取ってベランダで干します。

カレイは物干しハンガーに、干し網ネットにはヒラメ。
ちなみに物干しハンガーと干し網は100円ショップにて購入。あなどれないすばらしいアイテムです。大きなヒラメは入れるのに一苦労。無理矢理こじいれました。

つるんとした皮がなまめかしいです。

日がな一日ぼけーっと家事をしながら干しあげてゆきます。
太陽が作り上げるうま味を格納中 。

 


夕方に取り込みました。

いい感じに干しあがってます。

さて、焼きましょう。グリルで遠火で焼いてみます。
小さいカレイはよく焼けました。

大きなヒラメ食べかけではありません。
表はよく焼けたのですが裏返すときに身が崩れてしまいました・・・。この大きさのヒラメになると自分の内臓で身が自己溶解を起こしてしまうんですねぇ。
とはいえアルミホイルに包み身は救出。無事に焼けました。

味はヒラメの干物は初めて食べましたがとっても美味しい!味が深いんです。生臭さはまったくないし、ほどよい塩味がたまりません。
カレイもいつものカレイも美味いですが、ちょっと黄色い色のマツカワというカレイが味わいが深いです。
自家製干物はやっぱり最高です。