女囚さそり

何年か前にキル・ビル繋がりで修羅雪姫を見て梶芽衣子に萌えてしまいました。
なんという、クールビューティーさ。話のぶっ飛びさも全てオッケーってな感じ。

そんな梶芽衣子といえば、女囚さそりシリーズ。
TUTAYAで4巻全てあったので見ました。

女囚701号さそり [DVD]

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女囚さそり 第41雑居房 [DVD]

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梶芽衣子はどこまでもクールでいいなぁ。
話はやっぱり修羅雪姫同様ぶっ飛んでいるのですが、そんな中でもキリっと美しいのがたまりませんわ。ゴルゴ13と同じくらいセリフがなくてただひたすら目力で語ります。
女囚服も妙に似合うし、敵を殺しに行く時の真っ黒なつば広帽子にロングコートの姿はエレガントでイイ。
刑務所の設定なんかはどっかの収容所かよっていうくらいめちゃくちゃな暴力やら懲罰がまかり通っていて看守とか、女囚の皆さんとかもうみーんなでこれでもかと個性を振りまいてショッキングな映像を作り上げておりました。
ここまでめちゃくちゃだと妙な説得力が出来てこれでいいんだわと思ってしまうのが不思議ですw

3作までは伊藤俊也監督で、4作目だけが監督が違うそーな。言われてみると確かに作風がまったく違います。

個人的には1作目「女囚701号」と2作目「第41雑居房」がいいなぁと思いました。
やっぱり1作目でしょうね。松島ナミの良さが一番出ていると思います。
2番目だと、2作目。脱獄する女囚ボス役の白石加代子の怪演っぷりが凄くて、アングラ度全快でふかーいカオスに禍々しく飲み込まれて行ってたまりませんでした。